愛知学院大学の評判・口コミ【文学部編】

志望理由

はじめは心理学に興味を持っていたのですが、個人の心の揺れ動きではなく大衆の心の動きについて知りたい、宗教という無知な領域を学んでみたい、という好奇心から学部を選択しました。宗教という分野を学ぶことは特出した資格を取ることができるという訳ではないため親に反対されてはいましたが、広い視野を養う、自身と他者・他の物との関係を考察できる能力を磨ける分野であると思います。なかなか将来進む道を決めにくい学科ではありますが、学習を進めていく姿勢を示し、自身が宗教という学問に触れることで周りの人にも理解者が増えるきっかけとなりました。

大学で勉強していること

一番印象に残っている授業は生命倫理に関する授業で「臨床宗教師」に関するお話を聞いたことです。宗教者は確かに人々の模範となるような行動・姿勢を常に意識していなければなりませんが、その行動・姿勢の基準は一般のものと宗教的なものとでは全く異なることがわかりました。この授業を含めて大学での授業では自身では考えられないような思想・文化・信仰を持つ人々が存在することを改めて実感し、他人を受け入れること、同時に多くの可能性の中から現状が成り立っていることを学びました。

満足していること：キャンパスの雰囲気が良い

私は愛知学院大学の日進キャンパスで大学生活を過ごしました。このキャンパスは敷地が広く多くの自然が溢れています。春には桜が咲き、夏は緑であふれ、秋は紅葉、冬には落ち葉とともに一年の終わりが感じられます。このように四季を感じることができる大きなキャンパスは、授業の合間に散歩をしてリラックスしたり、日々の風の違いを感じることで心が落ち着く良い雰囲気です。ビルをずっと眺めているよりも自然の中で勉強ができるということは、私にとってとてもうれしいことでした。

不満に感じていること：対応が悪い事務の人がたまにいる

奨学金を借りていたり、授業に関する手続き、相談などをするために事務職員の方にお世話になることがあります。その際に人によって対応が変わったり、間違いを指摘すると十分な対応をしていただけないことがありました。例えば、名前に旧字体が使われている場合、初めにもらった学生証が旧字体で登されていなかったときには変更を願い出なければなりません。その際に5回ほど事務に通いましたが、うち4回は「できません」というものでした。

愛知学院大学のおすすめ学部：文学部

私が在学している中で大きな問題が起こったという話は聞いたことがありません。私が知る教授の中には、学生のことを考えて学部の制度をよりよい方向に変革していこうと行動してくださる先生もいます。「広い視野」を求める人には居心地の良い場所だと思います。

愛知学院大学に通って良かった？

非常にやさしい雰囲気のある学校だと思います。自身で授業やスケジュールの管理ができていればアルバイトにも打ち込めますし、教授の皆様も親身になってお話をしてくださいます。他学部の先生にお話を伺ったことがあるのですが、その時は事務の方が中継ぎとしてくださり、数日後には教授と面談をすることができました。このような対応は他の大学でもあるとは思いますが、学生の声をキャッチしてくれる環境がある証明となるのではないかと思います。