福井大学の評判・口コミ【医学部編】

志望理由

小さい頃から医師になりたいと思っていたので、医学部をずっと目指していました。大学よりも学部にこだわっていましたが、できることならレベルの高い大学に入りたいと思っていたので、現役時は金沢大学医学部を受験し、見事落ちました。そして金沢大学医学部を目指して浪人しました。浪人したものの、あまり成績は伸びず、センター試験本番では金沢大学に受かるほどの点数を取ることができませんでした。少しレベルを落とした福井大学に出願し、無事前期で合格しました。

大学で勉強していること

まだ一年生なので、基礎医学にはほとんど足を踏み入れていません。今は教養科目を学習しており、物理学、化学、生物学といった理科系を勉強しています。しかし、教養科目といっても全く医学と関連がないわけではなく、しっかり生体の仕組みや細胞学など基礎医学を学習する上で必要なことを学んでいます。また、病気やその治療法にも関連しており、基礎医学への学習の意欲を掻き立ててくれます。そして、この大学の一年生でのメインとなる科目は解剖学です。医学部の中でも一年生でこの学問を履修する大学は珍しく、骨から筋肉、臓器まで人体のあらゆることを学習しました。

満足していること：他大学よりカリキュラムが前倒し

福井大学医学部医学科では、他大学では二年生で学習する人体解剖学を一年生で履修し終えてしまいます。このように、他大学よりカリキュラムを前倒しにするメリットはいくつかあります。例えば、一年生という比較的暇な時期に大変な科目を先にやっておくことで、二年生の負担を減らすことができます。また、一年生は教養科目が学習科目のほとんどを占めており、学習していても将来の役に立つのか疑問を抱き、、学習意欲が損なわれます。こうしたことをなくすためにも、一年生のうちに基礎医学に触れることができるのはこの大学のいいところだと思っています。

不満に感じていること：コミュニティが狭い

私の通っている大学には二つのキャンパスがあり、医学部で一つのキャンパス、残りの学部でもう一つのキャンパスが構成されています。つまり、医学部だけ孤立しているので、コミュニティが狭いです。部活動も医学部だけで成立しており、他学部とは同じ競技でも異なる部活動として活動しています。他大学では一年次は全学部同じキャンパスで授業を受けるなどといった制度があり、他学部とも交流できる制度があるのに、この大学にはありません。

福井大学のおすすめ学部：医学部

自分の通っているキャンパスは医学部しかないのではあまり比較できませんが、福井大学の医学部には医学科と看護科の二つの科があり、医学科では六年間、看護科では四年間、大学で勉強した後、医師や看護師として病院で働くために国家試験に合格しなければなりません。目標のはっきりした学部なので非常に意識の高い学生が集まっているからです。

福井大学に通って良かった？

私の本当にやりたいことができているのでこの大学に通えてよかったと思っています。大学生活は想像以上に勉強で忙しいですが、その分たくさんの知識を得ることができ、非常に充実した大学生活を送ることができています。また、周りのレベルも高く、友人に刺激されながら成長できているので、諦めずに医学部を目指して受験を頑張ってよかったなと思いました。周りもみんな医師を目指して大学に来たため価値観の合う人が多く、とても楽しいです。