大東文化大学の評判・口コミ【法学部編】

志望理由

地方出身で東京に憧れがあり、都内の大学を志望しました。正直に話すと他に志望校があり、大東文化大学は都内にあり、かつ自分の学力で余裕を持って合格が取れそうな滑り止めとして受験しました。法学部政治学科の志望理由は、高校で政治経済が得意で、実際に政治に関する興味が強かったので志望しました。実際の試験の問題は想定通り自分には比較的簡単なレベルで、国語、数学、政治経済の三教科で受験しましたが、どれも試験時間が余るくらいにスラスラ解くことができました。

大学で勉強していること

政治学科では現代の日本の政治に関することというより、他国の政治制度や外交史などの授業が多かったです。一般教科の英語も必修科目として組み込まれていました。3年次からゼミに入ることができますが、私はベーシック・インカムという社会制度について学びました。政府が全ての市民に生活できるくらいの現金の給付を行うという制度です。私が大学を卒業した2017年くらいからテレビのワイドショーなどで度々話題になっており、自分はただそれに関して勉強と研究をしただけですが、少し誇らしく思っています。

満足していること：教授の生徒に対する思い入れが強い

大東文化大学の教授は単位認定について比較的寛容なところがあります。入学してくる学生の偏差値に合わせて無理なく単位が取れるよう、試験やレポートの課題を設定してくれていますので、よっぽど不真面目でなければ卒業はおろか、フル単も難しくないでしょう。（もちろん中には厳しい教授もいらっしゃるとは思いますが）自分もあまり真面目な学生ではなかったのですが、出席した授業の教授が我々生徒のことを気にかけてくださり、欠席が多いと心配してくれますし、出席日数が足りなくても温情で追加課題を出して頂き、救済して頂くこともありました。若かりし自分には呆れるばかりですが、今でもその感謝は忘れません。

不満に感じていること：東松山キャンパスが遠い

全ての学生が1、2年生のうちは埼玉県東松山市にある東松山キャンパスに通うことになります。池袋から東武東上線でおよそ50分、そこから無料の学バスで10分ほどという場所にあり、移動はかなり手間です。埼玉県内に住んでいればそこまで遠くないかもしれませんが、都内に住むとしたら少し根気がいるかもしれません。また、東武東上線はよく人身事故が起きることで有名で、学校の帰りに出くわしてしまうと長時間自宅に帰れないという事態に見舞われます。

大東文化大学のおすすめ学部：法学部

法学部は男子生徒が多いので華のキャンパスライフとはいかないかもしれませんが、その分野に興味があるのであれば幾らでも深く勉強できると思います。法科大学院も設置してありますので、弁護士等の法曹界も目指すことができます。

大東文化大学に通って良かった？

一般的な総合大学にも言えることですが、部活やサークルは充実していますし、文系大学ですので自分と似たような学生が多く気の合う仲間が多かったところがよかったです。東松山キャンパスは遠いですが、敷地はかなり広く自然に囲まれており、最近は建て替えやリフォームが行われており、快適なキャンパスであると思います。授業の量もそこまで多いわけではないので、3年次までちゃんと授業に出席していても時間はありますし、単位と取り切れていれば4年次はほとんど大学に行くことなく過ごすことができます。