福岡大学の評判・口コミ【工学部編】

福岡大学の特徴

福岡大学は工学部や理学部といった理系分野だけでなく、商学部、法学部、人文学部、医学部といった数多くの学部が存在しています。そのため、大学の敷地は広く、人数も多いです。ただ、校舎は文系が主に使う建物ばかり新しくなり、理系はなかなか建て変わらず古い状態が続いています。大学の人数が多い分、機械工学部の入学者数もそれなりに多いですが、通年で卒業する学生は少ない方で留年する学生は珍しくありません。

志望理由

高校の頃、吹奏楽部に所属しており、マーチングに力を入れていました。マーチングの全国大会は12月にあり、まともに受験する気力がなく、部活に集中したかったため、私の高校に福岡大学の指定校推薦があったため受験しました。機械に興味があり、指定校推薦の枠にたまたま機械工学科があったため受験しました。

大学で勉強していること

微分積分や統計学といった基本的な数学、熱力学、制御工学、流体工学といった機械に関する基礎的知識、図学や設計における勉強です。卒業研究では機械設計の際に無駄なコストや時間を削減する理論式と設計手法の開発をし、設計する際に存在する複数パラメータの交互作用を考慮する計算式の考案をしました。また、福岡大学では必修で体育を履修します。

満足していること：図書館の本が充実している

福岡大学には一番大きな中央図書館と、分室と呼ばれる専門書が多く用意されている図書館があります。中央図書館には200万冊を超える本が用意されており、資格取得の参考書や雑誌など幅広いジャンルの本があります。分室には専門書が多いため、レポート作成の際にはよく役立ちました。本は1ヶ月間借りられるため、読むのに十分な期間があります。期間が足りなくても一度返却すればもう一度借りることができるため、安心して借りることができます。

不満に感じていること：就職支援センターの規模が小さい

福岡大学はマンモス校と言われるだけあり、多くの学生がいます。その人数に対し、就職支援センターの部屋もですが、対応する人数も少なすぎました。模擬面接を行っていましたが、予約待ちが多すぎて本番の面接に間に合わないことが多々ありました。また、経団連が就活スケジュールの廃止があったにもかかわらず、3年生の2月あたりに就活の細かいセミナーを始めるなど、就活の対応が非常に遅いと感じました。セミナーを受ける前に私は就活の知識を広げていましたし、支援センターも一度も利用しませんでした。

福岡大学のおすすめ学部：工学部

工学部の学科には機械工学科、電気工学科、電子情報学科、科学システム科など、多種多様な学科があります。理系を目指しているのであれば、まず工学部をおすすめします。また、工学部でも、将来どの科目で就職をするか決めていない場合は、機械工学科をおすすめします。機械工学科は物理学だけでなく、電子学、制御工学などの幅広い分野を勉強することができるからです。

福岡大学に通って良かった？

忙しさは他の大学生とあまり変わらないぐらいで、特に変わったことはしていないからです。ただ、授業に関しては先生の当たり外れの差が大きいため、理不尽な先生もいれば丁寧に説明してくれる先生もいるため、授業によって忙しさは変わっていたと思います。卒業研究では担当の先生が協力してくださったため、満足いく論文ができました。