岩手県立大学の評判・口コミ【看護学部編】

志望理由

実家から通える範囲で4年間で看護師と保健師の受験資格が得られる唯一の国公立大学ということが一番の理由です。大学のパンフレットで集中講義でフィールドワークに参加できる授業があると知り、ぜひ受講したいと思いました。将来、保健師として働くには地域のことをよく理解して住民の方とのコミュニケーションも不可欠なので、大学のうちに近い経験が出来ることに魅力を感じました。一般前期で合格しました。

大学で勉強していること

1・2年生では基礎となる解剖生理や看護技術を学びました。他にも情報学や統計学などパソコンを使った授業があるのが専門学校と異なる点だと思います。1年生の時は提示されたテーマに沿ってグループで調べて発表したり、文献を探す練習をしたり、ディスカッションをしたり、卒業研究で活かせそうなことも学びました。2年生では臨床を意識した授業が多かったです。具体的な症例や経験談を踏まえて、より詳しい知識を身につけなければいけないと思いました。技術面も採血や薬液準備、排泄介助など看護らしい技術をたくさん学びました。3年生で一気に専門性が増して、解剖生理にホルモンや神経の働き、全身状態への影響などいろんな面を関連させて考えることを勉強します。あとは、患者さんから情報を得て現状を判断したあと、今後の予測を立てる看護過程の演習をみっちりとやっています。

満足していること：実家から通える

家から大学まで自転車+電車+徒歩で計30分くらいで通えるのでとても助かっています。家賃や生活費がかからないので金銭面は苦労することなく、安心して大学に通うことが出来ます。家に帰ると家族がいるので、おしゃべり好きな私にとって常に話す相手がいることは精神的にもいいです。テスト前もお菓子を買ってくれたり、一緒に勉強してくれたり、近くに支えてくれる人がいるので安心感が大きいです。個人的には朝がとても弱いので、起こしてくれる人がいることが心強いです。寝坊して単位を落とす心配が減ります。

不満に感じていること：勉強するスペースが少ない

学生の数に対して勉強するスペースが少ないです。図書館とパソコン室で勉強することが多いのですが、パソコン室は授業でも使用するため、授業と自分の空きコマが被っていると同じ場所で長時間勉強することができません。図書館も本来はかなりの席があるのですが、コロナ対策で使用できる机が限られています。テスト前の図書館を使う人が多い時期は空いている席を見つけるのに一苦労です。パソコン室と図書館を行ったり来たりすることもあって、これが意外とタイムロスになっています。

岩手県立大学のおすすめ学部：看護学部看護学科

国家試験の合格率が高く、就職率100%です。将来的に安定する可能性は大学内で一番高いと思います。実習や授業で忙しい分、時間の使い方ややるべきことに取り組む姿勢が強いと感じます。学部内での関わりも多いので、いざという時の連携は他の学部には負けないと思います。

岩手県立大学に通って良かった？

自宅から通えることと、臨床で経験を積んだ先生方のサポートが手厚いことです。分からないことを聞くと丁寧に詳しく教えてくれるのでためになります。先輩方の就職先も幅広く、就活の情報を残してくれているので面接や筆記試験の内容が調べるとすぐに分かり、無理に焦らなくていいです。自然が豊かなので勉強中も窓を見て癒されたり、気分転換に大学内で散歩したり出来るのが好きです。