北九州市立大学の評判・口コミ【国際環境工学部編】

志望理由

私が本校に進学を決めた一番の理由は、高校時代にロボットに興味があったからです。ロボットに関係する学科に進学しようと思い、色々調べたところ、ロボットの部品（アクチュエータ）や制御方法を学べる機械学科と、ロボットを動かすシステムを学べる情報学科というものがあることを知りました。私はロボットの中の構造を知りたいのではなく実際に組み立てなどを行いたいと思い、本学に進学することを決めました。

大学で勉強していること

1・2年時は四力学といわれる熱力学・機械力学・流体力学・材料力学について基礎を学びました。その中でもロボットと特に関係が深い機械力学は基礎だけでなく、実存のロボットはどうやって動いているのか、動かし方（アクチュエータの座標から回転角を何度に指定すればよいか等）を学びました。3年目はさらに深い理論を学ぶと同時に、自分の考えを共有し、改善点などを教えあうことで実用に必要な事を学びました。四年次では自分の考えが正しいのか、実現できるのかということを調べるために研究を行っています。

満足していること：文系科目も充実している

本学では基礎科目として理系でも文系の授業を文系の教授から受けることができます。他の大学でも基礎科目はあるのですが、本学ではその分野が多岐に渡り、充実していると思っています。理系だから文系科目は不必要ということではなく、考え方の基礎が身についたり、実社会で広めていくにはどうするかなど必要な事を学ぶことができます。他分野の講義が用意されているので、少なからず興味がある分野を見つけることができると思います。

不満に感じていること：興味がない分野も多く取る必要がある

本学科では四力という科目を履修する必要があります。基礎は機会に関わる人全てに必要なのですが、応用までは必要がないことも多いです。しかし、本学の履修制度的にいくつかは興味がない分野の応用講義を履修する必要があり、時間がとられてしまうという不満点があります。広く学ぶことは大切ですが、自分の目指す分野だけを学習したいという人にとってはそのことが不満に感じます。特に、講義は熱力学・流体力学が多く、制御系の学習をしたいという人に対しては顕著に表れると思います。

北九州市立大学のおすすめ学部：国際環境工学部

社会でこれからITの需要は伸びていくことは確実だと思っています。また、これからのITは単にシステムを理解すれば良いというものではなく、人文科学も必要になってきます。その双方を幅広く学べる学部は国際環境工学部だと思っています。

北九州市立大学に通って良かった？

授業内容や課題がそこまで難しくないので、課外活動を思い切りやりたいという人にとっては非常に有利な大学になると思っています。別キャンパスに文系学部もあることから、課外活動の幅は非常に広いものとなっています。学内の学生の課外活動を推進する制度も設けられており、私もそれを利用して課外活動に全力で取り組めているので、通って良かったと思います。