東京工科大学の評判・口コミ【工学部編】

志望理由

理系の方が給料が高くなりやすいというイメージがあったこと、最先端の技術に興味があったため、理系選択にしました。高校時の選択科目では、自分のクラスでは物理と化学しか選ぶことができませんでした。模試などの結果で化学の方が成績が良いことがわかり、せっかくなら得意な分野を伸ばしたいと思い、応用化学科を選択しました。

大学で勉強していること

現在大学1年生ですので、まだ発展的な内容には進んでいません。化学に関しては理論化学と呼ばれるような物質量の計算をするような基礎的な事項で、高校と内容は変わりません。数学では線形代数の入門的な事項で、ベクトル解析やマクローリン展開、行列の計算など、これもまた基礎的な事項を学ぶことが多かったです。英語に関してはレベルが低く、文型や勉強の方法など中学レベルのことしか教えてもらえません。

満足していること：実験の授業が充実している

毎週一日は基礎実験の授業が2コマ分、200分行われます。実験の内容としては、中和滴定や反応熱の測定、緩衝液の作成など、高校の教科書に書いてある内容ですが、実際に実験を行うほどの設備は高校にはありませんでした。私立大学で資金力が豊富なこともあり、実験設備が集中した実験棟が3棟ほどあり、さらに片柳研究所という教授の実験室や学生実験室などが入っている施設があります。流石の私立大学だなといった設備の充実度です。

不満に感じていること：キャンパスが古い、使いづらい

大学内に研究棟や講義棟などの設備があるのですが、外観にこだわって作られているため、円形の廊下となっていたり、行きたい教室に直感的に向かえないことが多いです。他にもトイレが広いフロアの中に一つしかないことや、教室が横に長く並んでいるのに途中に階段がないため、無駄に長く歩かなくてはいけないことなど使いづらさを感じます。大学の片柳研究所と講義棟や実験棟がある区域は大きなスロープで結ばれているのですが、傾斜がきつく長いので授業ごとの移動が大変です。

東京工科大学のおすすめ学部：工学部 応用化学科

応用化学科では学んだ化学的な知識を実際の工業施設などでどのように用いるか、応用する方法を学ぶことができるので、普段使う工業製品がどのような仕組みで作られているのか詳しく知ることができます。3年時のコーオプ実習により実際に企業に研修に行き学び、就職に役立てることができるので、卒業後に就職を考えている人にはお勧めできます。

東京工科大学に通って良かった？

実験施設の充実度には満足していて、自分も興味を持っているので毎週楽しみに実験を行えています。更に教授らは東京大学や京都大学、大阪大学など有名で高学歴な大学を出た方が多いので、知識量も十分でわからないことを聞いてもすぐに教えてもらえます。学内にはマクドナルドや吉野家、セブンイレブンといった大手チェーン店が出店しているので、必要なものはそろっていて満足です。