茨城大学の評判・口コミ【人文社会科学部編】

志望理由

将来、メディア関係の仕事に就きたいと考えていたところ、メディアを国立大学で学ぶことができると知ったことがきっかけです。私は田舎育ちで、都会で華やかな仕事がしたいとずっと考えていました。しかし、金銭的な理由から私立に行くことはできない家庭でした。そのため、条件を満たすのが茨城大学のこの学科だったので、受験することに決めました。

大学で勉強していること

1年目は自分の専門科目だけではなく、法学や歴史など他の学科の講義も強制的に取らされます。しかし、これは自分の興味以外の分野にも視野を広げて学ぶことができるので良い点だと個人的には思っています。2年生からは本格的に専門科目を学びます。マンガ文化、過去の広告、スポーツ、ジャーナリズムなど専門の先生がいらっしゃるので、メディアを多角的に学ぶことができます。

満足していること：様々な人がいる

大学にはたくさんの公認・非公認サークルがあり、自分の興味によって学生が団体を作ります。やりたいことがないと思っている人も、自分が少しでも興味が湧くサークルがあるところが魅力だと思います。また、大学の公認サークルが雑誌を作っているのですが、茨城大に通いながらコスプレイヤーや歌手、研究に没頭する人など様々な特性のある学生について取材していました。自分は何がしたいんだろう。自分は何が好きなんだろうと大学生になると色々迷う時期だと思いますが、「こんな生き方もあるんだ」と大学のうちに知ることができたのはとても大きかったなと思います。

不満に感じていること：2年生になるとキャンパスが分かれる

1年生のうちは全学部が水戸のキャンパスで学びますが、工学部は日立キャンパス、農学部は阿見キャンパスとそれぞれ分かれます。そのため、工学部と農学部はサークルに入って友達を増やしておかないと結構寂しいと思います。2年生から移動になったキャンパスの近くには他の大学もないため、同年代の知り合いが圧倒的にいなくなってしまい、就職活動の時などに苦労するからです。また、私は違う学部でしたが工学部は本当に男ばかりなので、1年生のうちに彼女を作らないとまずいと毎年言われているようです。

茨城大学のおすすめ学部：教育学部

昔から茨城大学は茨城県内で教師になる人をたくさん排出しています。そのため、大学としても大切に守ってきた学部の1つであると思います。私は人文社会科学部で隣の棟でしたが、教育学部は自分の学生証をかざせば24時間講義棟に入ることができ、施設もとても綺麗でした。

茨城大学に通って良かった？

国立大学でメディアを本格的に勉強できたということと、近くにたくさんある飲食店で友人と素晴らしい時間を過ごすことができたからです。都会のように毎週カフェに行ったり、インスタ映えするような学生生活ではないと思いますが、人として大事なことをたくさん学ぶことができ、そしてのびのびと生活できました。大学周りは家賃も安く、1人暮らしをしたことがなかった私も安心して4年間生活できました。