福井大学の評判・口コミ【工学部編】

志望理由

県内在住ということであまり深く考えずに大学を受験しました。センター試験の点数で県内の国公立大学に行けるところを親や先生と相談し、県では知名度のある福井大学を受験しようと考えました。受験にあまり興味がなく、前期・後期試験ともに福井大学を受験しました。前期試験で合格したため、他の大学は一つも受けずに大学受験は終了しました。

大学で勉強していること

1年次は共通教育と呼ばれる、幅広い教養を身に着けるための講義が多かったように思います。理系で入学したため、数学や化学、物理などの科目ばかりだと思っていましたが、文系分野に関する知識（工芸や文学作品について）について触れることがありました。2、3、4年次は材料（有機、無機、分析化学など）の専門分野を学びました。

満足していること：研究室での先生や仲間たちとの出会い

4年次に配属された研究室の先生は、研究に熱心かつ教育的な先生でした。研究の面白さや論文の書き方にいたるまで、研究のいろはを教えていただきました。その先生を見ているおかげか、先輩や同僚たちも同じように接してくださいました。自分は元々怠惰な性格のため、あまり研究が進まずに苦戦していましたが、叱ってくれる場面やちょっとしたことで褒めることも多かったせいか、否定されることなく伸び伸びと研究室生活を送ることができました。

不満に感じていること：駐車場の規則が厳しい

大学は街中に立地しているため、駐車場が小さいのは否めません。そのためか、大学に車で入校する場合は事前に登録してある車でなければ入れません。（業者や臨時を除く）自身は実家生であり、車でなければ通学することができません。事前に登録をするのですが登録期間が短く（1週間ほど）、交通安全者講習を受講していないと申請ができない仕組みになっています。コロナ禍では安全者講習がオンラインとなり、そのお知らせが非常に分かりにくく見逃したため、1年間大学内の駐車場を利用できませんでした。この愚痴を大学内の友人に言うと、皆口を揃えて「あの仕組みは分かりにくいよね」と共感を得られました。

福井大学のおすすめ学部：国際地域学部

実際にその学部を卒業したわけではないので詳しいことは分かりませんが、最近新設された学部です。グローバルな人材を育てるということで、留学生との交流や外国学習に力を入れているとよく耳にします。自身が現在大学受験を控えているならば、間違いなくこの学部を受験します。

福井大学に通って良かった？

入学当初は大学生活とはもっと輝かしいものだと考えていたため、1年次は非常にがっかりしたのを覚えています。しかし、大学について知っていくうちに様々なキャリアアップシステムが設けられていることに気づきました。（留学支援、留学生交流会、学習についていけなくなったための勉強会など）大学では自発的に行動しなければ成長できないことを学ばせてもらったように思います。