宮崎大学の評判・口コミ【農学部編】

宮崎大学の特徴

宮崎大学は、医学部、農学部、工学部、教育文化学部の４つの学部で構成されています。このうち医学部だけは別キャンパスなので、選択講義によっては二つのキャンパスを行き来する必要があります。そのため、車を持っている学生が多く、敷地内の駐車場の多さに驚きます。近くに大きな野球場があり、冬のプロ球団のキャンプの時期には、臨時駐車場として使われています。また、土地柄か海外からの留学生、特に中国人の学生が多いのも特徴です。

満足していること：キャンパス

宮崎らしい雰囲気に溢れているところが好きです。メインキャンパスの中央にはヤシの木が植わっており、南国ムード満点ですし、敷地のあちこちに芝生があり、昼休みなどのんびりとお弁当を広げたり昼寝をしたりする学生の姿をみることができます。また、食堂のメニューがとても美味しいです。オリジナル商品も多いですし、シーズン毎のキャンペーン（北海道特集など）では、いつもと違うメニューが食べられます。利用者が多いのか、最近ではスペースを増設し、とても使いやすくなりました。

満足していること②：ゼミ・研究室

私の学科が専門性が高いこともありますが、生徒の数に対して先生が多く、きめ細かな指導を受けることが出来ます。設備も整っているので、思う存分研究に励むことができます。また、休日には研究室のメンバーでバーベキューをしたり、一泊二日で旅行に出かけたりと、親睦を深める機会がとても多いです。先生の若い頃や就職するまでの経験等、研究以外の話をじっくりと聞くことができます。先生がお酒好きで、しょっちゅう飲み会があるので、学生はみんな楽しみにしていました。

不満に感じていること：サークル

運動部にしろ文化部にしろ、真面目に取り組む人が少ない印象です。私は音楽系のサークルに入っていましたが、練習しない人があまりにも多すぎて、呆れて辞めてしまいました。建物もとても古く、夏は虫、冬は寒さと戦いながらでしたので、あまりいい環境とは言えませんでした。部屋の隅にはビールの空き缶やタバコの吸殻が転がっていて、半分たまり場のようになっているのも何だかなぁと思っていました。学外の学生と接する機会もなく、とても閉鎖的でした。

不満に感じていること②：周辺環境

周りにお店が少なく、休日等に出かける先が無いのが不便でした。スーパーやコンビニ、郵便局はありましたが、遊びに行ったり時間を潰せる場所ではありません。飲食店も少ないので、必ず誰かと鉢合わせしていました。大学からはバスが出ていましたが、市街地まで４０分以上かかる上、料金も高いので、気軽に乗れるわけではありませんでした。周辺は閑静な住宅地で、環境は良いので、もう少し周りにお店が増えると、県外の学生の住みやすいかと思いました。

宮崎大学に通って良かった？

世間の忙しなさを感じることなく、自由にのびのびと学ぶことができました。自然が多く、夜間に野生のウサギやタヌキを見つけたりするのが楽しみでした。土地柄なのか、先生方ものんびりした方が多く、就活等の時も必要以上に焦らすことがありませんでした。食堂や事務の職員さんが、顔を覚えて話しかけてくれたのも嬉しかったです。人と土地の温かさを感じられる学校だったと思います。卒業しても、また遊びに行きたいと思っています。