帯広畜産大学の評判・口コミ【畜産科学部編】

帯広畜産大学の特徴

女子の比率が６割以上の大学です。また、半数以上の学生が道外から来ます。日本の食糧生産基地である北海道十勝で勉強するため他の場所にはないチャンスにありつけます。飼育と家畜から自分たちの口に入るまでの工程を実際に育てて目で見て食べて体験する実習があります。野生動物が近く、構内でリスたちが走り回っている光景は普通にみられます。土壌専門の先生がいます。青年海外協力隊に力を入れており、優遇制度もあり盛んです。

満足していること：課外活動

十勝には熱い、やる気のある人たちが集まっているので学生にも優しく、実際に農畜産の分野で起業した方等の話を聞きに行ったり多く聞けます。最近は放牧ブタなどアニマルウェルフェアを重視した農家さんも出てきています。こういった新しいことを始めるにはむろんお金と知識とやる気が必要なのだが十勝にはそれがそろっています。また、自然環境についても人間と野生動物が近く、そういった問題に取り組みたい人には満足できる大学だと思います。

満足していること②：アルバイト・インターン

私たちがメインでする特徴的なバイトは2種類あります。通年であるアルバイトは搾乳バイトで時給2,500円の好条件な場所もざらにあります。また、夏休みは農家バイトが盛んなのですが、時給1000円以上は普通にあります。こういったバイトを通して酪農家や、農家が実際にどういった仕事をしているのか、畑の様子、収穫の大変さ、作物の実り具合、ウシの体調がどうなのかなど直に見て、実際に学ばしていただくことができます。

不満に感じていること：遊び場

都市部の大学生たちがよくいくような遊び場が近くにないことです。例えば、ボウリングやカラオケ、居酒屋などは頑張ればチャリでいける範囲にはあるのですが数が少ないです。車がないとどこにも行けないので車を持っている人に貸してもらう必要があります。夜、店が閉まるのは早く8時にはほとんどの飲食店がなくなります。映画館は一つしかなく、上映する内容も少ないです。大学から少し離れた所に住むと除雪作業は自分でしなくてはいけません。

不満に感じていること②：交通の便

バスは大体が1時間に一度しかなく、電車はありません。そのため車は楽しい学生生活には欠かせません。大学構内の駐車場は住んでいる場所が一キロ以上大学から離れていないと取れません。運転でも冬場の運転は特にブラックアイスバーンや峠が大変危なく、そういうところはできるだけ避けるようにしています。また帯広は運転スピードが速い人が多く、なれるのに時間がかかります。帯広空港からは関西圏への飛行機がなく関西圏の方は帰省時も乗り継ぎや千歳空港まで行くなど、大変な思いをします。

帯広畜産大学に通って良かった？

北海道に来てから日本の食の問題に目を向けるようになりました。日本の大学の中でも珍しい煮骨器があったりカフェやおいしいパン屋さん、チーズ工房、特色のある牧場、農場が近くにあるため様々なチャンスに恵まれています。また、シャチやクマ、カヌー、犬ぞり、流氷、等の大自然のアクティビティも充実しています。北海道にしかない固有種も多く存在します。十勝に来てからこういったことに気づき、今では来てよかったと心の底から思っています。