花園大学の評判・口コミ【文学部編】

花園大学の特徴

花園大学は、「己事究明」をスローガンに掲げる臨済宗妙心寺派の大学です。140年以上の歴史を持ち、近年世界から注目を浴びる「禅」や「仏教」などを学びの中心に据えています。教員には「夜回り先生」として知られる水谷修氏や、小説家の夏目房之介氏などが在籍しており、哲学的な側面で宗教を学ぶことができます。サークルでは新体操や剣道、ラグビーに力を入れており、特にラグビーではトンガからの留学生を迎えるなどしており、ラグビーW杯日本代表選手を輩出するほどの実績を持っています。また、禅の研究にも力を入れており、学内の禅堂では朝から坐禅を組むことができます。

満足していること：サークル

花園大学では軽音楽系のサークルがふたつあり、どちらも違った特色を持っています。私の入った方のサークルは公認サークルになっており、地下の演奏室では自分の好きな時間でバンド練習、個人練習をすることができます。地下の演奏室では設備も整っており、広々とした空間で動き回りながら練習できるので、ライブを想定した練習をすることができます。サークルには楽器の上手下手に関係なく人が集まっており、組みたいバンドがあれば人を誘い、気軽にステージに立つことができます。

満足していること②：授業

大学自体が大きくないので、教員との距離が近く、相談がしやすい環境になっています。文学部では、比較的簡単な内容の作品から導入が始まるので、古文が読めない人や自信が無い人でもステップアップしながら授業を受けることができます。また、図書館には宗教、文学、福祉を中心とした本がたくさん揃っており、授業中に出てきた本やワードは図書館で調べることができます。教員の中には昔から買い集めた古書を持ってきてくれる先生もいて、貴重な資料を実際に手に取ってみることもできます。

不満に感じていること：キャンパスの立地

実家からバイクで1時間ほどかかるのですが、雨の日などは車で行くことになります。やはり京都市内に大学があるということで、車を停めるスペースがなく、早くに家を出ても近くのパーキングが埋まっており1限目に遅れることもあります。バイクは125cc以下のバイクは地下、それ以上のバイクはまた別の場所に止めるところがあるのですが、大きいバイクは雨ざらしにになってしまいます。土地がないので仕方がないのですが、もう少し駐車場が欲しいです。

不満に感じていること②：授業中の雰囲気

授業中にイヤホンをしたままの学生や、注意されてもしゃべり続ける人、携帯を見ていて授業を聞いていないような学生が目につきます。しっかり叱ってくれる教員もいるのですが、あまり効果がないようで、怒鳴られるまでやめないようなこともあります。文学部生だけの授業ではあまりないのですが、仏教学科、日本文学史の生徒がいるとうるさくなることが多いです。もう少し強気な姿勢で、授業を聞かない学生は退出させるくらいの手段をとってもらいたいです。

花園大学のおすすめ学部：文学部

僕自体が文学部にいることもあるのですが、比較的おとなしい生徒が多く、同じ趣味を持つ友達が見つかると思います。また、大半が教師を目指している、志を共にする仲間です。初めて授業のグループワークで話すことになっても、新たな発見をしながら成長することができます。

花園大学に通って良かった？

入りたかった軽音サークルに入れましたし、授業も面白いので特に不満はありません。結局学科の中では友達が出来なかったので不安はありますが、教員の距離が近いのでそれもサポートしてもらえるかな、と思っております。あこがれであった水谷修先生の哲学の授業も受けることができ、想像以上の楽しさに、学校に行くこと自体が楽しくなりました。ゼミがまだ始まっていないのでそれが不安要素ですが、今のままで行けば何とかなるかなと思います。