関西外国語大学の評判・口コミ【外国語学部編】

関西外国語大学の特徴

関西外国語大学では、かなり豊富な留学制度が用意されています。留学協定国は54か国、留学協定大学は383大学と非常に多くの国々、大学と協定を結んでいます。さらに、協定校留学希望者のうち、学内成績やＴＯＥＦＬの基準スコアを超えた学生には留学奨学金という制度も充実しており、他大学と比べて安価に海外留学へ行くことができます。また、海外からの留学生の受け入れも非常に盛んで、留学生との交流プログラムも豊富にあります。私は大学時代に「スピーキングパートナープログラム」を受けました。これは日本人学生が、日本に来たばかりの留学生の日本での生活のお手伝いや、日本語と彼らの母国語をお互いに教えあうなど、かなり密に留学生と関わるプログラムでした。このように日本国内で留学をしていない期間でも、外国人学生と接したり、外国の文化に触れることができる国際的な環境の大学でした。

満足していること：授業

ネイティブによるオールイングリッシュの授業が必修でいくつかあります。授業内では日本語使用禁止だったため、半強制的にスピーキング練習になった点が非常に良かったです。また、テストや課題の説明も全て英語で行われるため、リスニング能力も勝手に向上していきました。どちらかというと、単位が欲しいから課題やテストの勉強をする、という大学生活を送っていたのですが、普段の大学の授業以外に特別な対策をせずにＴＯＥＩＣのスコアが入学時から300点以上アップしました。英語にたくさん触れられる環境が非常に良かったです。

満足していること②：キャンパスの環境

ＣＡの採用数全国１位や、ＧＳ（グランドスタッフ）志望者の多さなど、空港系に強く、全体的に華やかな大学環境なのが非常に良かったです。また、それなら派手な人しかいないのか、と聞かれることもあるのですが、決してそうではなく、英語教員採用数も多く、教員志望者も多いです。色々なタイプの人（性格もキャラだけではなく、留学生も多いので国籍や肌の色など見た目まで）が自分のやりたいことを自由に出来る環境なのがとても魅力的でした。

不満に感じていること：キャンパスの立地

キャンパスの立地があまり良くないです。大阪市内、京都市内、どちらからも電車で30分ほどかかる郊外が最寄駅であり、さらに付け加えると、大学の最寄駅からバスで10分ほど（これも１限のときは渋滞している可能性が高いのでもっとかかることもある）かかるため、アクセスが悪いです。大学に入学したばかりのころは、大学から最寄駅までバスで通学していましたが、慣れてきてからは歩いて駅まで向かっていました。歩くと約20分ほどかかるのですが、渋滞しているときはバスより早く駅に着くこともありました。

不満に感じていること②：ゼミ・研究室

ゼミ、研究室がそれほど活気がないです。学科によっては必修になっていない学科もあります。留学の帰国時期の兼ね合い等で必修にしてしまうとなかなか全員の参加が難しいのはわかるのですが、就活時に日系大企業になればなるほど、ゼミや学科の話を聞かれるのでその際に困りました。留学の話をしてその場をしのぎ、無事に内定を得たのでよかったのですが、事前に就活でよく聞かれることを知っていれば必修ではなくとも履修していました。その点に関しては少し不満として残るものになりました。

関西外国語大学のおすすめ学部：外国語学部 英米語学科

英米語学科だと、留学へ行って海外での生活を頑張るという選択肢も、日本に残って日本でやりたいことをするという選択肢も選ぶことができるからです。英語キャリア学部に進学すると、基本的には全員１年間の留学が必須となっているため、日本でやりたいことが見つかったときに困ると思うからです。

関西外国語大学に通って良かった？

上記にも述べましたが、自分のしたいこと・頑張りたいことを自由にできた環境であり、周りも高い行動力を持っている人や、フットワークの軽い人が多かったため、いろいろなことにチャレンジできた大学生活でした。今まで周りにそのような人がいなかったため、考え方も行動もかなり大学時代の友人から影響を受けました。自分は大学受験で他大学に不合格になってこの大学に進学しましたが、卒業した今となっては本当にこの大学に進学できて良かったと思っています。