関西外国語大学の評判・口コミ【英語キャリア学部編】

関西外国語大学の特徴

外国語大学ということもあり充実した留学制度があります。学位留学（２年間海外大学に通い卒業する）や専門留学（１年間海外大学で専門科目を交換留学形式で学ぶ）から、リベラルアーツ留学（１年間海外大学にて好きな科目を履修）や語学留学（主に、中国語やスペイン語を学ぶ生徒用）があります。また、スカラシップ制度があり、私がいる英語キャリア学部ではTOEFL550点と学内成績平均80点を取っていれば、授業料・食費・住居費全て学校側から支給されます。

満足していること：留学制度

すでに説明した点以外にも、世界各国に協定提携大学が約３００校あります（半数はアメリカ）。その大学からも生徒の受け入れをしており、留学に行く前にどの地域に行きたいか選ぶ判断材料として、こちらに来ている現地の学生に話を聞くことも可能です。また、留学前の学期には、留学生別科という、日本に留学に来ている海外の学生のための授業を履修させられます。この制度は人によって賛否両論ありますが、留学への不安を解消する点ではいいのではないかと思います。

満足していること②：キャンパスの環境

キャンパスの広さと施設の多さが魅力です。元々は、隣接する大手産業機器メーカーの土地だった場所を購入しキャンパスを建設したため、建物やグラウンドなども基本的に広いです。トイレや食堂なども、毎日清掃員の方がきれいにしてくれているので心地よいです。食堂が３つある他、キャンパス内にはコンビニやファーストフード店、カフェなど飲食店も多くあり、生活しやすい環境が整っていると思います。学生数も非常に多いですが、キャンパスの広さがそれを忘れさせてくれます。

不満に感じていること：授業

基本的に、授業の質がとても低いです。入試も２教科だけだったり、全体的に学力が低い学生が多いのと、教授・講師陣に有名な方は一切いないと思います。最も衝撃的だった授業が、ファイナンスです。金利や元金など、計算が必須の授業であるはずなのに、テストの際には公式や考え方を書くだけでも点数をもらえるというのです。一方で、ネイティブの講師の方々の授業は、創造性や自主性を鍛えるものが多く、実践的でためになります。

不満に感じていること②：キャンパスの立地

アクセスが悪いです。最寄駅から徒歩２０～２５分くらいの場所にあり、大学までの道の幅も細く、交通量が多い坂道で、少し危険を感じます。私はバイクを使っているので、通学にそこまで不満はないのですが、部活動で体育館に移動する時は２０分ぐらい歩いていくので、そこは厄介なところです。車通勤は許可されないため、多くの学生が細い道を歩き、道を塞ぎ、地域の方に迷惑がかかり、申し訳ない気分になる事も少なくないです。

関西外国語大学のおすすめ学部：英語キャリア学部

学内でエリートと呼ばれ、英語の成績に関してはトップクラスになれます。GTECとTOEFLの点数を基準にクラス分けされ、自分のレベルに合った授業を受けることも出来ますし、周りに負けたくない人ですと、競争環境でモチベーションはあがります。

関西外国語大学に通って良かった？

留学制度以外であまりいい点が見つからないので、偏った話になりますが、英語を学ぶ環境としてはいい評価だと思います。英語オンリーの授業を必修で多く受けることが出来る点や、多くの海外留学生がいるので、友達を作ったりして会話の練習することも出来ます。なんといっても、成績さえ良ければ、ほとんど無料で１年や２年留学に行くことが出来ます。アメリカの大学などは、学費が高すぎて私費では厳しいので本当に助かりました。