口コミから見た、関西福祉科学大学 心理科学部の評判は？

自由で先生との距離が近い

先生に優しい方が多く、授業中や空き時間などに質問しに行きやすいです。講義でわかりにくかったところの質問やテスト勉強の相談、個人的な悩みなど、親身になって相談に乗ってくださる先生もたくさんいました。ゼミによって特色があり、大学祭で出し物をするゼミもたくさんありました。また、今はコロナ禍で難しくなりましたが頻繁に飲み会を開くゼミも多くありました。先生と話しやすい関係性を築きやすいのが、この大学の良さだと思います。

教授との距離が近い

決して大きいとは言えない大学ですが、大きくないからこそ教授との距離が近いです。マンモス大学だと教授側も顔を覚えられないと思いますが、関西福祉科学大学の心理科学部は私が入学した年は100名ほどでした。ですので教授も何回か顔を出せば覚えてくれます。研究室へ行って授業でわからなかったところを気軽に聞けたり、研究室を借りて卒業論文を書いたりしました。空きコマや昼休みに過ごす場所がなくて研究室で時間を潰させてもらったり、お昼を食べたこともあります。それを許してくれる優しい教授が多いです。

カリキュラムが大変

通常の学科のコースに加え、保育士や精神保健福祉士などの資格を取得できるコースを受講することも出来るのですが、そのコースの必修の講義時間が学科の必修の講義と被っているため、次の年に下の学年に混ざって講義を受けることを余儀なくされている生徒が多くいました。4年生になってもそういう振替をせざるを得ない生徒も多く、就職活動に影響が出て困っている様子でした。また、就職活動に公休を使えないため、出席日数に影響が出てしまうので困ります。

食堂が狭く、学食が大して安くない

とにかく食堂が狭いです。心理科学部の学生数は約100名でしたが、他の学部の学生数はもっと多く、私の記憶では心理科学部以外に3学部ありました。短期大学も敷地内にあり、そちらからも学生が集まりますので昼休みの時間は早く行かないと食堂の席がなくなってしまいます。特に大人数で座ろうとすると至難の業です。学食については私の中では大学の学食はとても安くて量がある、というイメージだったのですが値段も量も普通なので、もう少し学生のことを考えてくれてもいいではないのかなと思っていました。

リハビリテーション学部

専用の校舎があるのですが、新築でとても綺麗でした。専用の実習室や講義内容も充実していて、いきいきとした学部生が多かったように感じます。一部の講義は他学部の生徒でも履修することが出来ますが、面白かったです。

心理科学部

心理科学部では卒業後に認定心理士という心理にまつわる資格が得られるとともに、在学中にカリキュラムを取得していれば精神保健福祉士という福祉にまつわる資格の受験資格を取得することもできます。将来心理系や福祉系の仕事に就きたい人にはもってこいだと思います。

関西福祉科学大学 心理科学部に通って良かったかどちらとも言えない

気の合う友人や先輩・後輩に出会えたのでとても楽しかったです。自分の学びたかった分野についてもしっかり学べましたし、心理職には就きませんでしたがとても良い人生経験になったと思っています。ですが、就職活動に公休を使えない、必修と必修が被ってしまって困るという問題が多々あり、業務に相談しても話にならないのでそこが不満でした。もう少し生徒に寄り添った体制になって欲しかったです。

関西福祉科学大学 心理科学部に通って良かったと強く思う