東京農業大学の評判・口コミ【地域環境科学部編】

満足していること：研究室

研究室では、私立にしては珍しい機械が扱えたり、国立大学を出ている教授の研究に参加させてもらえたり、ほかの大学とは異なった充実した研究ができます。今後さらに新学科の設立で学生数が増える予定で、さまざまな人との関わりを作ることができ自身の成長を肌で実感できます。在学生の中には留学生も多く、さらに研究室以外でもインターナショナルカフェという交流の場も設けられていて、英語が話せなくても外国の方と交流することができ、その国の農業事情などの情報交換ができて日々楽しく刺激的な大学ライフを過ごしています。

満足していること②：農大ならではの催しが多い

大根踊りや収穫祭、企業と連携してのオリジナル商品（お菓子・酒・ジュース・野菜等）の開発・販売など、農大ならではの催しが多くあります。収穫祭ではオリジナル商品のアピール販売、各地域の特産物を使用した露店販売、大学内で育てた野菜の販売、大学で育てた大根の無料配布、応援団による大根踊り等、テレビにもよく取り上げられています。近くの商店街でも日常的に売られたり、通信販売もしたりしています。はちみつなど人気の商品は収穫祭の時に長蛇の列ができるほどです。これらが自慢の農大の特徴です。

不満に感じていること：キャンパスの立地が悪い

私の通っている世田谷キャンパスは、最寄りの駅からはどこも20～30分ほど歩かなければいけません。住宅街なのでバスもなく、夏は日向をひたすら歩かなくてはいけないので汗だく、そして日焼けが当たり前です。猛暑日には熱中症の危険性もあります。また帰りは遅くなると道が暗くて、もう少し電灯があると良いのにと思います。雨の日に傘を差して歩いていると、狭い道でガードレールもないので車と接触しそうになったり、近くの小学生が走ってきてぶつかったりと、危険なことが多いです。

不満に感じていること②：全体的に古い

世田谷キャンパスは100年以上の歴史がある大学なので、半分ほどの建物が古いです。しかし今は新学部創設に合わせて新しい建物ができており、研究室棟も綺麗に建て直す予定だそうです。また授業内容も少し古い気がします。とても素晴らしい研究をなさっている先生方ですが、出席確認が紙媒体だったり、先生方の考え方も今の時代に沿っていないときがあったり、もう少し現代の生徒のことを分かってほしいと思う時がたまにあります。

東京農業大学のおすすめ学部：応用生物科学部

中でも醸造学科は、お醤油やお酒などの発酵品について実験や実習を通して学べる、ほかの学部とは全く違った内容で人気です。ほかにもバイオサイエンス学科や栄養学科などは、社会性が高く就職後すぐに使える知識経験が学べる学部なので、就職率も高く、就職活動も楽しく行えています。

東京農業大学に通って良かった？

ほかの大学とは違った経験ができ、友人との話のネタになるので入学して良かったと思います。しかし勉強面では、専門性が高い授業が多くまた内容も簡単ではないので、単位を良い評価でとるのはなかなか難しいです。2年生になると授業数も多いですし、難しく覚えることも多いです。できる子と苦手な子がはっきり分かれ、先生も細かくは説明してくれないので自主的な学習が必須です。