埼玉大学の評判・口コミ【教育学部編】

満足していること：ゼミ

大学生活の中で最も自分が頑張ったことがゼミ活動でした。ゼミの教授、仲間にとても恵まれていたと感じます。ほぼ学生主体のゼミだったので、運営や学習の進め方などなかなか大変なことも多く、他の学生たちが夏休みや春休みを謳歌している中、わざわざ大学に来て学習会をやったことも何回もありました。当時は、しんどいと思ったこともたくさんありましたが、大学を卒業した今では、当時やったことが自分の強みとして活かされているように思います。ゼミの先生や仲間たちとも、卒業した後でも時々会ったりして、これからも仲間たちの頑張っている姿を励みに、自分も頑張ろうと思えます。

満足していること②：アルバイト

自分は教育関係を志望していたので、アルバイトも塾講師をやっていました。国立大学の教育学部に在籍していたのもあって、バイト先の塾では塾長を含め、塾に通う生徒たちの保護者の方々からよい評判をいただくことができました。国立大学受験の勉強方法についても、自分の経験を踏まえて子どもたちに話せたのはとても大きかったと感じます。塾以外でのアルバイトもさせていただきましたが、どの環境でも信頼を置いてもらえたように思います。

不満に感じていること：キャンパスの立地が悪い

最寄駅からバスで約30分以上かかる時がある、というのが難点でした。駅から大学までほぼ一本道ということで、朝はほぼいつも渋滞でした。授業に遅刻しないように早めに行こうとするのですが、みんな考えることは同じなので、バス停が毎日長蛇の列です。運よく乗りたいバスに乗れたとしても、座れることは稀で、満員のバスにぎゅうぎゅうに押し込められて通っていました。早いと15分ほどでいける道なのに渋滞にはまり、雪の日は下手をすると1時間ほどかかるという地獄のような日も何回もありました。

不満に感じていること②：文化祭

文化祭の開催日数がどんどん短くなっていることが不満です。また、それに伴ってか、文化祭の規模も縮小傾向にあります。去年は使えた教室が今年は使えないということが起きていたり、文化祭でのお酒の販売が認められている数少ない大学のひとつだったのに、今では禁止されてしまっていたりします。開催期間も３日間ほどだったのに、２日間になってしまいました。大学生にとって文化祭は、その名の通り自分たちでつくるお祭りなので、縮小されているのはとても残念に思います。

埼玉大学のおすすめ学部：教育学部

自分が所属していた学部だから、ということが主たる理由になってしまいますが、単純に楽しい４年間を送ることができたのでおすすめします。学科ごとの人数が少ないので、学科を超えた友だちもいっぱいできます。教授のくせが強いのもなかなか面白いです。

埼玉大学に通って良かった？

何点かの不満はありますが、なによりもゼミがとても最高だったので、この大学に入ってよかったと思っています。そのゼミで培われた責任感、企画力、リーダー力、共感力、などによって、今の自分がいるのだと強く感じます。確かに辛いことや大変なことも数多く経験してきましたし、泣いた日もありましたが、全て経験してよかったことだと思えます。入学当初は自分に自信が持てず、自分の事が嫌いだった私が、自分の事を大好きになれたのはゼミの経験があったおかげだと思っています。