埼玉大学の評判・口コミ【教育学部編】

埼玉大学の特徴

埼玉大学教育学部には「教職キャリア科目」というものがあります。日々の授業だけではどうしても学びきれない、教育に関する知識を得ることができる科目です。中でも「学校フィールドスタディ」というものが素晴らしいです。もちろん強制ではありませんが、教育実習に行く前に、週２回ほど学校に見学に行き、授業を見学できるというものです。突然実習に臨むことが不安な学生が多いので、前段階として見学できるというのは、学生にとってとても利益だと思います。

満足していること：進路・就職

就活セミナーや、教員採用試験に向けた説明会が多く行われています。「教職支援室」というものが存在し、各学校の教科書が置かれていたり、教員採用試験に向けた質問がいつでもできます。また、実際に現場で働いている先生の生の声が聞けることもあります。主に教員採用試験についてのコメントにはなってしまいますが、指導案の書き方を丁寧に教えてくださる機会があったり、学校に授業見学に行ける機会があるのは、強みだと思います。

満足していること②：ゼミ・研究室

各ゼミに優秀な先生がいます。自分の学びたいことにあわせたゼミが必ずあると思います。教育学部数学専修の例をあげると、「教育数学」の研究をするゼミと、「専門数学」の研究をするゼミがあります。つまり、現場の様子をどんどん知り、教えることにいち早く取り組めるゼミと、自分の数学の知識を掘り下げることができるゼミがあるのです。ただ、必ずしも希望したゼミに入れるとは限らないので、ゼミ分け前は特に、授業やテストに力をいれていくことが必要です。

不満に感じていること：キャンパスの立地

最寄り駅の１つ目は「南与野駅」なので、大宮駅や新宿駅まで一本で行ける埼京線が通っています。しかし、南与野駅からは徒歩30分ほどかかり、自転車かバスを利用する人がほとんどです。最寄りの２つ目は「志木駅」で、こちらも駅から大学は徒歩80分ほどかかり、バスを利用が必須です。バスの本数も限られており、雨や雪の日には渋滞に巻き込まれ大きく遅れることが多いです。また、自転車で来る場合も、埼玉大学の前の歩道がゴツゴツしているので、運転しにくいのも難点です。

不満に感じていること②：キャンパスの環境

綺麗な校舎と汚い校舎の差が激しいです。最近建てた「全学講義棟」は綺麗ですが、他の建物はあまりきれいとは言えません。また、サークルの部室が集まる建物は、土足で入る人もいる関係で、とても汚いです。他には、学食の広さも気になります。２つ学食があるのですが、お昼の時間はとても混み、いつも席取りに苦戦します。また、食堂に隣接するコンビニのようなお店も、お昼時は非常に混雑するので、動線の改善や、レジの人員確保をしないと、なかなか不便だと思います。

埼玉大学のおすすめ学部：教育学部

埼玉大学は教育大学と言われるくらいには、教育学部はきちんとしています。幼・小・中と附属学校があるため、実習先との連携も上手く進むため、不安は他の大学に比べると少ないかと思います。副免の支援も手厚くおこなっており、なるべく理想の免許がとれるように相談にのってくれますし、単位を落とさず、履修登録を間違えなければ、必ず副免がとれます。また、変に厳しいわけでもないので、適度に力を抜きながら勉強ができるのも魅力です。

埼玉大学に通って良かった？

将来の進路に対しての支援が豊富なので、情報を得ようとすればどんどん情報が手に入るので便利です。先生に質問する時間も決まっているので、確実に質問に行くことができます。時間割りもキツキツでなく、自分の時間を確保することができます。交通の便は少し悪いですが、駅まで出てしまえば、都心にすぐに行くことができることも魅力です。また、埼玉大学は関東の大学の中では、落ち着くのある大学だと思います。学生も先生方も、親切な方が多く、非常に安心して暮らすことができます。