静岡大学の評判・口コミ【教育学部編】

満足していること：ゼミが充実している

他大学との比較が難しいのですが、教授は研究や進路について親身に相談に乗ってくれる方が多いように感じます。特に文系は、施設や設備面で不自由に感じる場面があるかもしれませんが、その分教授はアドバイスをたくさんくれます。他の研究室やゼミの先生方も頻繁に声をかけてくださいました。また、教授だけでなく、大学の職員の方も、一人ひとり名前を覚えてくださる方もいるなど、とてもアットホームな大学であると感じます。地方の国立大学ということで、建物や設備の老朽化がみられる点もありますが、どの先生方も情熱を持って指導してくださり、勉強に打ち込むことができた点に満足しています。

満足していること②：留学サポートが丁寧

交換留学制度を利用して留学しました。提携校は多いわけではありませんが、丁寧なサポートの下、貴重な留学経験をさせていただきました。定期的に留学セミナーや相談会などが開かれ、留学から帰ってきた先輩方との交流の場がたくさん設けられていたので、留学に対するイメージを膨らませやすかったです。また、留学センターの方には様々な機関からの留学奨学金制度を紹介していただき、金銭面でもスムーズに留学することができました。留学提携校こそ少ないものの、留学へのサポートはばっちりなので、非常に満足しています。

不満に感じていること：キャンパスまで遠い

キャンパスが山の斜面にあるので、教室にたどり着くまでに疲れてしまうことが多い点です。学部によって建物が異なるので、比較的山の下の方にある学部は良いのですが、学部によっては毎朝山登りをして学校に通わなくてはいけません。特に夏は、教室にたどり着くまでに休憩をしながら行くことも多々ありました。１限目の授業で遅刻しそうなとき、この斜面や階段を全力で駆け上がったことは今となっては良い思い出ですが、当時は苦痛に感じていました。また、特に教育学部の教室は古いので日中でも暗い感じがして、少し不満に思います。

不満に感じていること②：県外の就活についていけない

地方の国立大学ということで、静岡県内の就職については強いかもしれませんが、県外で就職活動をしたい人にとってはサポートが少なく感じるかもしれません。また、学部の友人も静岡県内で就職を希望する人が多かったため、なかなか県外の就活の状況についていけませんでした。みんな就活に対してガツガツしておらず、それがいい面でもあるのですが、首都圏での就職を希望していた私にとっては物足りなく感じました。就活対策の催しは週に一回程度で、業界ごとの対策などは行われていなかったように思います。

静岡大学のおすすめ学部：教育学部

教育学部の中にも様々な学科があります。教員免許取得が必須ではない学科もありますし、教員になる気がない学生ももたくさんいます。また、一応免許がほしいという方は、教育や専門知識について学びながら、みんなと同じように授業を受けていれば教員免許を取得することができます。他学部で教員免許を取得するのはなかなか大変で、追加で単位を取得しなくてはいけませんが、教育学部の学生ならば通常どおりに単位を取得していけば比較的容易に免許を取得することができます。

静岡大学に通って良かった？

大学生活は全体を通して充実したものになりました。特に交換留学や国際協力のゼミで、バングラディシュに現地調査に行ったことなどが自分にとって非常に大きな経験になったと感じています。自分がやりたい、行きたい、と思っていたけれど自分一人ではなかなか難しかった物事にチャレンジする環境を与えてくれたことに非常に感謝しています。自分がやりたいことを相談すると親身になって相談に乗ってくれる先生方や職員の方々、友人がいてくれた点が、静岡大学に通ってよかったと思う理由です。