玉川大学の評判・口コミ【教育学部編】

満足していること：教師になるためのサポートが充実している

玉川大学は「教員養成の玉川」と言われており、先生になるためのサポートが充実しています。まず、教職の受講者は、1年生の時点で実際の学校現場に参観実習に行くことができます。また、教育学部では、「教育インターンシップ」を受講した学生のみ、半年間週に一回学校現場に行き、先生のサポートをすることができます。このように、玉川大学では入学初期から実際の学校現場での実践を意識した活動が行われています。また、教員採用試験に向けて、1年生から教職模試を必須で受けさせられます。「教師教育リサーチセンター」という施設では、実際に教員採用試験で面接官を行った先生方が、指導をして下さいます。

満足していること②：学習環境と施設が整っている

玉川大学では、施設が新しく建て替えられているものが多く、学習環境が整備されています。「ラーニング・コモンズ」は、学生が自習を行ったり、学生同士が話し合いを行ったりするための空間です。そこには小さな教室があり、教職を目指している学生はそこで模擬授業の練習を行ったりしています。ホワイトボードなども用意されています。会社の会議室のような場所を無料で使い放題なので、とても充実した時間を過ごすことができます。また、玉川大学の学術図書館では、数多くの本があります。自習のための個室も揃っています。

不満に感じていること：大学の敷地が広すぎること、高低差が激しい

玉川学園はその敷地が広すぎるあまり、三つの市にまたがり、さらに学内を小田急線が通っています。大学の9学部全てと幼稚園、小学校、中学校、高校、大学院が混在して一つの敷地にあるのです。そのため、学内はディズニーランドよりも広く、移動にも一苦労です。遠い校舎の場合は、校門から30分ほどかかる場合もあります。また、玉川大学は山を開拓して作られたため、高低差がとても激しいです。実際、学内に二つの山があるのです。そのため、夏の時期は学内を移動するだけで汗だくになります。

不満に感じていること②：学費が高い

玉川大学は、とても学費が高いです。文系の大学の中では全国でも学費の高さがトップクラスだと言われています。そのため、奨学金を借りて生活をしている学生も少なくありません。一方で、実家が裕福な家庭も多いため、たまに金銭感覚が合わない学生もいます。学生同士で、家庭の水準の違いによる亀裂も、まれに発生します。他の大学と比べると、アルバイトをしている学生の数も少ないかもしれません。また、裕福な学生が多いせいか、学食の値段も比較的高い気がします。

玉川大学のおすすめ学部：教育学部

教育学部は、真面目が学生が多く、楽しむ時は楽しみ、頑張る時は頑張るというメリハリがあります。また、4年生までクラス編成があるため、友達関係も築きやすいです。また大学の中でも偏差値の高い学部であるため、居心地が良いです。何より、とても授業が楽しいのでおすすめです。

玉川大学に通って良かった？

私は将来教師を目指しているため、教師になるための環境が整っているこの大学にこられて本当に良かったなと感じています。その反面、大学を選ぶ際に真剣に考えていなかったため、指定校推薦で行けるところにきた、という印象も強いです。ちゃんと受験勉強をして、自分の行きたい大学はどこだったのか、真剣に考えておけばよかったという後悔はあります。しかし、環境に恵まれ、教授に恵まれ、友人に恵まれ、充実した学校生活を送ることができています。現在は、ゼミの活動を積極的に行い、毎日を楽しく過ごしています。