東京都立大学の評判・口コミ【システムデザイン学部編】

満足していること：学費が安い

首都大は公立のため授業料が安い上に、都民は入学金が半額だったので大学受験時代とても助かりました。大学のまわりには居酒屋やアウトレットもあり、わざわざ都心に出なくても平日は遊べるので交通費も浮いています。アウトレットで安い服も買えます。周辺の娯楽施設や店という繋がりでいうと美味しいラーメン屋がたくさんあるのでサークル終わりはそこで夜ごはんを食べたりして、とても充実した生活が送れています。バイトにも困ることはありません。

満足していること②：英語以外の授業

他の大学の授業を受けたことがなく比較ができないのでなんとも言えませんが、おおむね良い授業ばかりだと感じています。特に、私のいる学科は小学校の図工室のような教室で作業することが多いのでとても楽しいです。1,2年は教養科目をとらなければならないため、自分の興味範囲にはない授業を受ける機会が頻繁にありますが、どの授業も真剣に聴いてみると面白く、自分の為になると実感しています。しかしながら、早く3,4年になって専門分野を深く学びたいなとは思います。

不満に感じていること：英語の授業

1年次の英語のクラスは学部ごとに入学前のTOEICの点数で分けられます。このクラス分けによって担当教授も決まります。そして、どのクラスも同じ教科書を使うといえども各教授が授業内容を決めるため、一年間のカリキュラムに差が出てしまいます。隣のクラスが楽しく映画を観ているというのに、自分のクラスはあたかもお通夜のような雰囲気で授業を進める…ということも珍しくありません(その逆もあります)。私の友達のクラスはとても厳しい教授が担当しているらしく、友達は毎週腹痛を起こしています。たった数点の差でこの扱いの違いは少しひどいかな、とも思います。

不満に感じていること②：立地が悪い

首都大のある南大沢駅は居酒屋やラーメン屋こそ多いものの、いわゆる｢インスタ映え｣するお店は駅前に1店舗だけあるパンケーキ屋さんのみです。なので、MARCHなどに行った友達が空きコマにおしゃれなカフェの写真をSNSに上げていると少し羨ましくなります。また、ひとり暮らしで南大沢周辺に住んでいると、都心から遠いので、新宿に出て遊ぶだけで往復600円以上交通費がかかってしまいます。緑と虫が多いのも難点です。上記のように皆で都心に出るのはハードルが高いため学校終わりに公園で遊んだりしますが、夏は蚊や蝉が沢山いるので、虫が大嫌いな人は遊ぶどころではなくなってしまうかもしれません。

東京都立大学のおすすめ学部：システムデザイン学部

この学部は分野の違う複数の学科から成り立っています。専門科目はその学科ごとに違いますが、外国語は学部ごとに学ぶため、そこで違う学科の人と友だちになることができます。学部の建物に行くには大学の門から15～20分ほど歩かないといけないため、遅刻しそうになってしまうこともありますが、運動不足解消に役立ってはいます。

東京都立大学に通って良かった？

立地があまりよくないので深夜まで都心で遊びまくる、などということはあまりせず、授業→サークル→バイト→家 というローテーションをこなして一日が終わることがほとんどです。いかにも大学生らしい体験がしてみたい！という人は少し物足りないかもしれませんが、規則正しく健康的な生活が送れているので私はそこそこ満足しています。