秋田県立大学の評判・口コミ【システム科学技術学部編】

満足していること：少人数での授業

先生の数の割に、生徒数が少ないため、准教授や助教に分からない問題や、プログラムの環境設定・コードの書き方など丁寧に教えていただくことができます。また、助教と生徒の距離が近いため、将来のことなど学業や研究以外の相談もでき、進路設計や就職に大いに参考となりました。また、研究室でのゼミは、先生が受け持つ生徒数が少ないため、個別ゼミを組んでいただけたりと、研究に対して真摯に対応してくれます。

満足していること②：キャンパスが新しい

秋田県立大学は、設立してから20年前後と、比較的新しい大学です。そのため、施設内がすべて新しく、勉強する環境として不満は一切ありません。テニスコートや野球グラウンド、大学の目の前に公園もあり、バーベキューをする施設も備わっています。また、大学の事務では、バーベキューセットやテニスラケット、卓球ラケットなど、様々なアクティビティができるよう多様な種類のアイテムを貸出してくれます。

不満に感じていること：大手への就職が難しい

秋田県立大学は残念ながら、就職内定率は高いものの、大手といわれる企業に就職することは難しくなっています。仮に大学院に進んだとしても、それは難しいと思います。就活をする上で最も難点となっているのが、秋田という立地です。しかもシステム科学技術学部は、由利本荘市にキャンパスがあるため、交通の便がとても悪く、秋田市に行くにしても1時間以上かかります。当然、都内に出るための交通費も大変掛かってしまいます。

不満に感じていること②：キャンパス周辺に何もない

大学の周りは田んぼとなっており、また背後には山があります。そのため大学の周辺は飲食店すらありません。外食に行こうと思っても車がないと不便に感じ、結局、相当混んでいるカフェテリアの学食に落ち着いてしまいます。また遊ぶ施設もほとんどなく、ボウリングやカラオケに行くにも自転車だと30分以上かかってしまいます。新しい施設の建設のうわさもほとんど聞きません。

秋田県立大学のおすすめ学部：システム情報科学技術学部

もし情報系を学びたいのであれば、システム情報工学研究科をお勧めします。ハードウェア・ソフトウェアを両方学ぶことができ、3年生の研究室選びまで、どの分野に進むのかじっくり考えることができます。

秋田県立大学に通って良かった？

大学に通えることはよかったと思います。国公立なので授業料がとても安く、また秋田市ということもあり物価がとても安いです。費用の面ではかなりお得であると思っています。また、意欲があれば先生とのディスカッションを簡単に行えるため、学業や将来のことなど知見を増やすことができます。