エリザベト音楽大学の評判・口コミ【音楽学部編】

満足していること：奨学金制度・経済面・立地

たいへん充実した奨学金制度があります。奨学金の種類は複数あり、自分の目標にあったものを目指すことができます。経済的に援助していただけることはもちろんですが、自分自身のモチベーションアップにも繋がりました。学生の施設利用料(演奏会用ホール)も安く済むので、年間を通して多くの学生が自主企画のコンサートに挑戦しています。また大学の立地も主要な駅と繁華街の近くにあるので、県外から来た学生も生活、交通面では比較的に困ることも少ないと思います。学校のすぐ近くに学生寮(1人1部屋)もあります。

満足していること②：アットホームな雰囲気を感じられる

地方の音楽大学で比較的少人数であった為、同じ学年の人たちとは顔見知りで、先生たちや学生課の方とも気軽に相談することができ、アットホームな空気感がありました。試験も公開制なので積極的に人の演奏を聴いて授業以外でも学びの場が多かったです。隣に教会があり入学当初は宗教的なものに馴染みがなかったので、クリスマスミサ等の独自の文化は貴重な経験でした。毎日鳴る教会の鐘はまるで外国にいるような気分にもなりました。

不満に感じていること：授業とその雰囲気

少人数で集中型の授業があることはたいへん有難かった反面、人数が足らず希望の授業が定員割れして開講不可になったことがあります。私も友人も経験しましたが、かなりショックでした。またこれはどこの大学でも当てはまることですが、いろんな考えを持った学生がいるので入学年によって雰囲気がかなり違うと感じました。当たり前の事ではありますが、大学で勉強する際には自分の明確な意志や目的がないと、気が付いたら周りに流されていた、という状況になりかねないと思いました。

不満に感じていること②：進路・就職サポートがあいまいに感じる

音楽大学に入学する時点でまず考えないといけないことは、進路・就職についてです。世界的に音楽は決して生きていきやすい職業とは言えません。在学当時この事についてかなり悩み他の大学と比べては落ち込むことは多かったです。もちろん進路指導はありましたが私の感想としてはかなり曖昧に感じました。自分の将来の事なので自身が動くことが一番ではありますが、例えばフリーランスでやっていくときのお金の仕組み(確定申告の方法)など具体的な対策を教えて頂けると良かったかもしれないと感じました。

エリザベト音楽大学のおすすめ学部：幼児音楽教育専修

現在社会的に直面している問題である幼児教育ですが、この大学では幼児音楽教育を学ぶことができます。また多忙にはなりますが演奏学科の学生も授業を受け、試験も受験することができます。隣に幼稚園があるのでインターンをしている学生も多かったです。

エリザベト音楽大学に通って良かった？

私はこの大学に入学して、学生が望むのであればと、先生方、学生課の方が暖かく支援してくださったことや、近隣の施設や企業の方が学生の活動を受け入れ応援して下さって演奏の機会を提供して頂いたことはたいへんかけがえのない経験でした。音楽はお客様(聴衆の方)がいないと成り立たないと思っているのでかなり大きな要素となりました。