東北学院大学の評判・口コミ【経済学部編】

満足していること：興味深い授業が多い

東北の地域に密着した授業が多数用意されているのが特徴です。経済学に限らず、東北という地方にフォーカスした学問を学ぶことができます。１，２年次に学んだ基礎知識をもとに、専門分野やゼミなどで実際に商店街や地元の人の声を聴きながら教養を得ることができるのは、地方大学のメリットの一つだと思います。僕自身が、高校生の時からボランティアなどを通して地方の活性化をしていきたいと思っていたため、僕と同じような人には非常に合致した大学だと思います。

満足していること②：寮がある

大学内に寮があり、人数限定ではありますが男性は非常に格安で生活を始めることができます。寮は相部屋ですが、様々な学部、土地から来た人がいるため人間関係を新たに構築するのに適した場所だと思います。朝と夕は食事も出て、ボリュームが多く育ちざかりの男にとっては非常に助かりました。学内にあるため、僕みたいに朝が弱い人間でもすぐ授業に行くことができます。キリスト教大学なだけあって毎週月曜には礼拝もあり、普段とは違う生活を送りたい人や、共同生活をしてみたいという人にとっては非常にいい制度だと思います。

不満に感じていること：キャンパスの立地が良くない

１，２年次に通うキャンパスは泉区にあるキャンパスですが、ここがとても生活にも通うにも不便な場所にあります。大学周りには学生用のアパートは多数ありますが、店舗はコンビニだけ。スーパーは坂を下りた先にしかありません。通うにも泉中央駅からバスで２０分。大学に行くバスは朝は非常に混んでおり、かなりゆとりを持って向かう必要があります。歩きや自転車で通う人にとっても駅からは距離があり坂を上るという苦痛が待っています。

不満に感じていること②：部活動

部活動やサークル活動は慎重に選ぶ必要があると思います。部活によって活動できるキャンパスが決められているものもあるため、練習のためにキャンパス移動ということがあります。首都圏の大学なら電車乗ってすぐなんてこともあるのでしょうが、メインキャンパスの土樋キャンパスから泉キャンパスまでは片道約１時間。僕は授業のため不参加になることもよくありました。活動に入る前に、どのキャンパスでどの程度の活動を行うかは事前にしっかりと聞いておき、どれくらい活動できるかを把握しておきましょう。

東北学院大学のおすすめ学部：法学部

東北で法学部を学べるのは東北大学と東北学院大学だけです。東北の他私立は専門大学が多いため、法学を学べるというだけでも大きなメリットです。東北学院大学の中ではやや難易度が高めですが、学部を悩んでいる学生はチャレンジしてもよいと思います。

東北学院大学に通って良かった？

授業には東京の大学にはない、地方の強みを生かしたものがつまっていて、飽きない構成になっています。フィールドワーク等を行うのも地方の良さを再確認できるため、東北という土地が好きな人間にとっては非常に満足できる大学だと思います。不満点はあくまで学問以外のサブ的なものになるため、学ぶ場としてはとても満足できる大学だと思います。