千葉大学の評判・口コミ【法政経学部編】

千葉大学の特徴

千葉大学では、1998年から当時日本初であった飛び級制度を開始しました。現在でも飛び級制度を採用する大学は日本では珍しいです。飛び級によって入学した学生の卒業生は60名以上に及びます。この制度では、高校二年修了後、1年早く大学に入学することができます。2018年時点で募集中なのは理学部・工学部・園芸学部・文学部の4つで、今後も拡大される可能性があるようです。このように、千葉大学では新しい制度などに挑戦する意欲に豊富であると言えると思います。

満足していること：授業

法政経学部では、法学・経済学・政治学の3つの主要学問を広く学んでいくことができます。どれか一つを重点的に履修することも可能ですが、これらの科目をバランスよく学ぶことで他の大学の法学部や経済学部にはない視点を得ることができます。特に、公務員になるために公務員試験を目指す人にとって、これらの科目はどれも重要となるので、大学の授業だけでも他の学部と比べると非常にアドバンテージがあります。基本的にゼミに入るのは強制ではなく、法学系を重視するコースでは卒業論文を書く必要がないのもメリットとして大きいです。

満足していること②：キャンパスの環境

千葉大学のキャンパスはとても広大で、キャンパス内は緑にあふれたリラックスできるムードが流れています。図書館近くの大きな広場では、いつも多くの学生が談笑したり、サークル活動に励んていたり、それぞれの時間を満喫していて、和やかな雰囲気です。また、売店や食堂・本屋などの施設はキャンパスの中央に位置していて、どこからでもアクセスしやすくなっています。都会の大学のコンパクトなキャンパスとは違った感じの落ち着けるキャンパスです。

不満に感じていること：進路・就職

国立大学にありがちですが、あまり卒業後の進路や就職活動に関して積極的な支援をしてくれる雰囲気ではありません。就職課などは存在してますが、利用している人は少なかったと思います。そのため、就職に関してはなるべく自分の力で早い内から調べていく必要があります。一応、大学内で企業や公務員試験の説明会があることもあるので、掲示板などをしっかり見ておくのが大事です。ただ、比較的東京には近い位置に大学があるため、直接東京へ就職活動に向かうのにはそこまで不利ではありません。

不満に感じていること②：自転車の盗難

千葉大学はキャンパスが広いため、多くの学生が自転車を利用して構内を移動しています。自転車は便利なのですが、しっかりと施錠しておかないと盗難にあうリスクがあります。残念ながら千葉大学のキャンパス内は千葉県内でも自転車盗難件数の多い区域であるようです。施錠に気をつけておけば盗まれる可能性は低いと思いますが、あまり高価な自転車を使うのはお勧めできません。正門からキャンパス中央部まで徒歩15から20分程度のため、自転車を利用しないのも一つの手です。

千葉大学のおすすめ学部：法政経学部

就職に関して、一般的な民間企業の就職活動においてはそこまでではありませんが、法・経・政という主要な科目をバランスよく履修できるため、公務員試験においては非常に強い一面を持っていると思います。公務員を目指す方におすすめです。

千葉大学に通って良かった？

基本的に大学内はのどかな雰囲気であり、都会の喧騒から離れのびのびと大学生活を過ごすことができます。それでも西千葉のメインキャンパスからは東京へ電車で1時間程度で通うこともできるため、立地的にも悪くないと思います。また、千葉県内だけでなく全国から学生が集まり、留学生も少なくない数がいたので国際色豊かな面もあります。全体的にみて、欠点らしい欠点も少なく、大学生活を満喫するのに魅力がある大学だと思います。