北海学園大学の評判・口コミ【経済学部編】

満足していること：就職しやすい環境が整っている

北海学園大学は、卒業後に北海道で起業するなど、活躍しているOBが多くいるため、道内であれば認知度は高いです。大学入学の難易度に比べて就職率が高いので、地元志向の強い道民にとっては目指すべき大学の一つとなっています。公務員を目指す場合にも、講座や資料が十分にありますし、民間志望の学生に対するサポートも厚く、相談しやすい環境が整っている点も良いです。就活中の4年生はもちろん、3年生や就活に失敗してしまった学生に対しても親身になって相談に乗っていただけるため、就職サポートに対する満足度は学生の間でも高いです。

満足していること②：キャンパスの環境と立地

キャンパスには4～7階建ての建物がいくつかあります。敷地面積はそれほど広いものではないですし、渡り廊下やエレベーターなども整備されています。そのため、キャンパス内の移動にわざわざ外を歩いたり階段を使ったりすることが少なく、比較的楽に動けます。また、図書館の蔵書数は道内でも多いほうで、探している本がたいてい学内で見つかる点にも満足しています。さらに他大学では少ない、駅直結の大学となっているため通学する時も外を歩かずに済み、大雨や大雪でもそれほど不自由しません。

不満に感じていること：興味のない授業も受けなければならない

経済学にはミクロ経済学やマクロ経済学などの理論分野と、農業や地域社会などの分析をする応用分野があります。残念ながら、この大学の講義では理論分野を細かく学ぶことができません。理論分野の概略だけでなくより掘り下げた講義がもっとあればいいのにと感じます。応用分野に関する講義は比較的多く、いろいろな産業についての専門知識がつくため、就職の役に立つことはあります。ただ、自分があまり興味のない分野を多く取らざるを得ないのは不満です。ほかにも、研究室に質問に行ける時間帯が設けられているのにも関わらず、事務の都合で実際には行けないということがあり、その点も不満に感じます。

不満に感じていること②：サークル活動

サークル活動そのものというより、各サークルをまとめる組織に対して不満があります。サークル活動は文化系と体育会系で分かれているのですが、文化系のサークルでは定期的に代表者会議が行われます。しかし、時間がルーズで講義時間に重なってしまったり、予算の管理が甘く後々面倒なことになったりと、あまりしっかりしている印象はありません。さらに、他のサークルが教室使用の予約をしていたのを勝手にキャンセルしてしまい、抗議されることもあったようです。

北海学園大学のおすすめ学部：人文学部

人文学部には日本語を中心にとする科と英語を中心とする科があります。どちらも一度に講義を受ける学生の人数が少なく、先生とのコミュニケーションを多く取れ、充実した学習ができるので、人文学部がおすすめと考えました。

北海学園大学に通って良かった？

元々志望していた大学ではなく、滑り止めとして受けていた大学だったので、それほど行きたいと思っていたわけではありません。実際に通ってみると最初に思っていたより悪い大学ではなかったため、特にやめるようなこともなく現在に至ります。ただ、就活に役立つような知識よりも専門的な学問を学びたかったので、その点で他の大学にすればよかったかもと思うことはあります。総合的に考えるとどちらとも言えないという回答になります。