順天堂大学の評判・口コミ【スポーツ健康科学部編】

満足していること：スポーツ施設が充実している

田舎に位置するキャンパスだからこそ、広大な土地に規模の大きなスポーツ施設がたくさんあります。これらは、授業、部活動、他スポーツ団体の活動に使われており、施設のクオリティは非常に高いものです。例えば、サッカー場ラグビー場は人工芝ですし、陸上競技場は国際大会基準に対応したトラックを採用しています。特に、最も新しい体操場は、常にオリンピックメダリストを輩出する本学を象徴する建物で、広々とした体操場のすぐ隣には、アスレティックトレーナールームがあり、練習後に身体のケアがすぐできる環境があります。

満足していること②：大学の学生に対する面倒見が良い

これは私立大学で、かつキャンパスに１学部しかない事から恩恵を受けているものだと思いますが、部活動、ゼミの先生だけではなく、その他の大学職員含めて、学生一人ひとりをよく見てくれているという印象が強いです。特に１、２年時は担任制を設けており、学籍番号順で６〜７人に担任が1人つき、昼食会等で顔を合わせる機会が必ずあります。その際には学業、部活動だけではなく、私生活についても困っている事がないかを担任が気にかけてくれ、頼れる先生がいるのはすごく安心できる環境でした。

不満に感じていること：就職活動、教員採用試験以外の進路指導が手薄に感じる

学生の大半が就職活動をするか、教員採用試験受験をするため、その対策や指導に関しては手厚いサポート受けられると思います。しかしその反面、それ以外の進路を目指す学生に対するサポートは限られたものしかないと感じます。例えば、学部・大学院留学を目指す学生が毎年１〜２名いるのですが、英語科の先生からのサポート、年１回の留学報告会以外には具体的なものがなく、各自で情報収集をして準備をするしかない状況となっています。

不満に感じていること②：一般教養の授業のレベルが低い

１、２年時に履修する一般教養（数学、英語、国語等）の内容のレベルが低く、すごく退屈で、苦痛を感じました。本学はスポーツ推薦入学の学生から、センター入試で入学する学生まで、幅広い学生が所属しており、一般教養の学力の差が非常に大きいです。そのため、センター入試を経験した私にとっては、入学前に学習したような内容の授業を再度受けなければならず、その授業に関しては意味を感じる事が出来ませんでした。

順天堂大学のおすすめ学部：医学部

国内で誰も知らない人がいない程に名が知れ渡っており、有名な先生が数多く所属していることから、整った施設で質の高い授業を受ける事ができます。また、１年時はスポーツ健康科学部のキャンパスで授業を受けるのですが、過酷な大学受験と本格的な医学部の勉強の間の１年として考えられており、２年からのハードな勉強に備えられる期間があることは学生にとって有意義です。

順天堂大学に通って良かった？

学生、教員を含め、スポーツの世界で常にトップで戦う人と出会い、その実力を肌で感じながら大学時代をともに過ごせたのは、とても価値のあるものでした。また、大学OB・OGの繋がりもとても強いものがあり、大学を卒業してからも、お世話になった先生とはたまに連絡をとる関係にあり、また直接は関わったことのない卒業生の方にも、先生の紹介で何度かお世話になる事がありました。