東京家政学院大学の評判・口コミ【現代生活学部編】

満足していること：資格制度が整っている

私の通っていた大学では、様々な資格を試験なしで取得することが可能です。私は「保育士資格」と「幼稚園教諭免許」を取得しました。「保育士資格」は指定された科目と12日間の保育園実習で取得、「幼稚園教諭免許」は指定された科目と5日間・15日間の実習で取得することができます。他にも小学校教諭免許や児童指導員、臨床心理士の資格など、様々な資格を取ることが可能です。他大でも資格取得は可能ですが、試験をせず実習や授業に集中しながら資格を取れるということが魅力だと思われます。

満足していること②：就職サポートがしっかりしている

私の大学では、保育関連だけでなく一般企業へ就職するための支援も整っていました。保育関係の大学だと、保育園や幼稚園の就職先のみが目立ちますが、保育学科生が一般企業にも就職ができるようにと、マイナビの講師を呼んだり、学校全体で就職セミナーを行ったりと、保育だけに絞らない就職支援を行ってもらいました。また、大学内の就活支援センターは曜日関係なく開いており、卒業した先輩方がどの会社に就職したか、試験内容はどんなものであったかなど事細かに書いてあるファイルが置いてありました。

不満に感じていること：授業内容があまり実践的でない

私の大学の授業は、生徒を育てるという意識が低いように感じられました。私は現在保育士として働いているのですが、授業で学んだ事や実習の際に心掛けなければならないことなど、自分が保育士になってみてほとんどが実用性のない必要のないものであったと痛感しました。他大が「対こども」を想定した授業を行うなか、私の大学は座学が多く、教員の話をただ聞くだけの授業が多かったように感じます。もちろんタメになることも多かったのですが、それよりも実践的に使えるものを教えていただきたかったです。

不満に感じていること②：教員の対応に差がある

私の大学では、「生徒を育てたい」という熱心な教員は少なかったです。自分の好きな生徒と興味のない生徒の扱いの差がひどく、好きな生徒にはご飯を奢ったり授業の際も熱心に教えたりしていましたが、興味のない生徒に対しては相談しても対応が適当で、成績評価がテストや提出物の出来に見合っていないことも多いです。また、ゼミは自分の専門分野と研究したい分野が一致している学生を選ぶというよりも、自分の好きな生徒をゼミに入れている教員が多かったです。

東京家政学院大学のおすすめ学部：現代生活学部生活デザイン学科

生活デザイン学科は先生方もすごくユーモア溢れる方が多く、生徒一人一人を大事にしているという印象を受けました。また授業内容がとても実践的であり、多くの学生が自分の選択した学業に近しい職場に就職し、キャリアアップしています。

東京家政学院大学に通って良かった？

キャンパスが都会すぎない自然の多い場所にあったため、学生も気取っておらず個性豊かな子が多くて楽しかったのです。しかし、資格は取得できたものの、授業内容が全く実践的でなく、実際の現場に入ってとても困惑したことを考えると、この大学に通って良かったとは言えません。自分のことを教育者だと感じながら教育にあたっている教員もとても少なかったように思います。