東京都立大学の評判・口コミ【健康福祉学部編】

満足していること：教員の学生サポートがしっかりしている

医療系学部ということもあり教員が看護師や医療関係者なので、学生の生活や勉強、就職などの進路、その他の相談に優しく乗ってくださる方が多いように感じます。身体の不調があっても助けてくれるという安心感も大きいです。教員の中でも、精神分野や身体分野、高齢者、小児、成人(ガンや依存症、緩和ケアなど)の専門分野が色々あり、幅広く出来るだけでなく教員の年齢も若い方から年配の方までいていろんな意見が聞けるのも良いところだと思います。

満足していること②：自然が豊かにある

健康福祉学部のある荒川キャンパスは校門周辺に木や草花などの自然がとてもたくさんあります。近所に公園などもあり、のびのびと生活できます。春には桜、秋には紅葉など季節感を感じられ、満員電車を抜けてたどり着く先が自然豊かなので気持ちを切り替えて勉強することができます。1年次に通う南大沢キャンパスも、アウトレットモールがあるにもかかわらず自然がとても豊かで、ストレスを感じません。都心にいてこの空気を感じられるのは幸せです。

不満に感じていること：購買や食堂の使い勝手が悪い

健康福祉学部のある荒川キャンパスは、とにかく生協の時間が限られていて不便です。土日はもちろんですが、夏休み期間などの長期休みには一切開いていないため、食事はお弁当か自動販売機の軽食のみ…。コンビニも徒歩5分以上はかかるので授業間には間に合わず、不便です。また、品揃えについても少々不満があります。食堂は他大学の内容とあまり変わらないのですが、購買は学生の割にパンやご飯などおひるごはんになるものがほとんど売り切れ、お菓子が多いように感じます。

不満に感じていること②：国家試験対策などの進路サポートがあまりない

健康福祉学部では看護師や理学療法士、作業療法士などの医療者を目指す学生が多いので、授業そのものももちろんてすが国家試験に向けた対策が手厚いと嬉しいのですが、国家試験の2ヶ月前ともなるとほとんど自習の時間に割り当てられ、補習や個別指導、個人相談などの機会は一気に減ります。授業などで定期的に学校に通う機会もなく時期が冬であることもあり、1人で国家試験に向けて勉強することは精神的に厳しいように感じます。

東京都立大学のおすすめ学部：健康福祉学部

自分が通っているからということが大きいです。医療系の学科が4つ集まっていて、他職種と関わる授業などもあるため視野も広がります。また教員や学生が医療職・またはそれを目指しているだけあって心優しい人が多いからです。

東京都立大学に通って良かった？

学生も教員も人柄がキャンパスの自然のように暖かく、根が真面目で勉強熱心なので居心地が良いからです。私はこの大学が第一志望ではありませんでしたが、国公立であるからか素朴で優しい性格の人がたくさんいて、目指すものも似ていてお互い切磋琢磨できる環境なので、心の底から入学して良かったと思います。また個人的に学生相談室で臨床心理士の先生にお世話になりましたが、人生を通して救われたと思うくらい色々なサポートをしてくださいました。