中村学園大学の評判・口コミ【栄養科学部編】

満足していること：実習が充実している

中村学園大学は、管理栄養士の国家試験が受けられる大学として有名です。そのため、施設や実習制度がかなり整えられています。キャンパスは地下鉄七隈線から徒歩1分もかからない所なので、立地もかなりいいです。クラス制で、他の大学に比べて個人で授業を選択する授業が少ない為、班で実習を行ったりクラス単位で授業を受けることで友達の仲がとてもよくなります。国家試験の勉強も特に力を入れているので合格率は90%を確実に超えます。

満足していること②：ゼミ

ゼミは4年生から分けられます。全部で4クラスあるので、他のクラスの子とも仲良くなることができます。ゼミの先生もとてもきさくで、進路についても親身になって相談にのってもらいました。卒業した後も、転職のことで悩んだ時は研究室に行き、卒業生が働いてる場所や、いろんな情報を教えてもらいました。他の教授にも情報を教えてもらったりと、関わりが濃い所も魅力的です。国家試験の対策もゼミ単位で行ってもらえたこともありがたいことでした。

不満に感じていること：学んだことと就職先にギャップがある

国家試験で合格することを目標に頑張ってきましたが、いざ就職になると資格をそこまで活かすことができないのは残念でした。病院で働くことも考えて臨床の勉強に特に力をいれた授業が多いのですが、実際新卒で就職できるのは、200人中5人もいないのが現状でした。働く場所は増えて来ると言われていましたが、まだそこまで必要とされていないので実際有利になりませんでした。学んできたことを活かせるのは十分経験をつんでからになるので、結婚や出産があると辞めざるを得ない職業だと思いました。実際、大学で学んできたことと就職先が違ったギャップで多くの友達が転職していました。資格を持っていることが強みにはなると言われていますが、お給料も変わらない所がほとんどなので辛かったです。

また私立で実習なども充実しているぶん、授業料もとても高いので、多くの学生が奨学金を借りて40歳近くまで払い続けることになります。授業の中でもっと今の就職状況などを教えてもらえたらギャップに苦しむことも少ないと思いました。

中村学園大学のおすすめ学部：栄養科学部

九州の中でも、管理栄養士の国家試験養成学校で一番有名です。もともと学校が少ないこともありますが、合格率もかなりいいと思います。大学卒業と同時に栄養士免許が取得できるのも特徴で、短期大学という道もあります。

中村学園大学に通って良かった？

一生の友達が出来たことが一番よかったことです。私のクラスは特に仲良く、高校は県外からもう多く、バラバラでしたが授業がほとんど一緒だったことが大きかったと思います。国家試験という目標があるため、過去問を交換しあったり、夜まで学校に残ったりしていたので、思い出深い学生生活を送ることができました。みんな食べることが大好きだったので、よくごはんに行ったりと学校以外でも多くの時間を過ごすことができてとても楽しかったです。