奈良芸術短期大学の評判・口コミ【クラフトデザインコース編】

奈良芸術短期大学の特徴

奈良芸術短期大学は、大まかにいうと芸術全般を学べる学校です。デザインコースや、洋画に日本画、陶芸コースにクラフトデザインコース、染色コースと選べるコースも様々あります。学校の場所は、奈良県橿原市にあり橿原神宮の真裏にあります。キャンパスから神宮の景色も見えますので他にはない珍しい大学ではないかと思います。自然豊かなゆったりとした環境にありますのでのんびりとしたキャンパスライフが送れるところがおすすめです。

満足していること：授業

私はクラフトデザインコースに在籍しておりました。クラフトデザインコースというのは、彫金や木工、ガラスクラフト、テキスタイル、レザークラフトなど主に様々な素材を使って立体造形をします。その中で、例えばただガラスを使って造形するだけでなく形をつくるまでの過程について学ぶことができました。どういったコンセプトで制作するのかそれが相手にどういった感情を与えるかそれを表現するために平面にまず表現することそういった、一つの物をつくりあげるまでの過程を深く学ぶことができたことにとても満足しています。

満足していること②：キャンパスの立地

キャンパスは、奈良の橿原市という緑豊かな場所にあります。そして、隣に橿原神宮という由緒正しい神社があり神聖な雰囲気も少し感じられます。キャンパスは、高校とも隣接しておりますので運動場があり、目の前に線路、その向こうに橿原神宮の池が見えて独特な景色が楽しめます。住宅地がそばにありますが、とても静かな場所です。のどかな雰囲気は、制作に追い込まれた時などは、本当に癒されます。最寄り駅も、橿原神宮前駅と、橿原神宮西口駅がありますので徒歩で10分ほどですし、とても便利です。

不満に感じていること：進路・就職

アート系の職業というのは一般的に多く募集がかかっていることは少なかったです。デザインコースであれば、デザイン会社などの募集は多かったですが私の在籍していたクラフトデザインコースはものづくり関係のお仕事となりますので大きな工房からの少し募集はあっても、ほとんどの方が個人で工房運営をされていますのでそれほど募集はなかったです。ですから、卒業したら、自分で独立して仕事をやり始めるかもしくは、制作とは全く関係ないような仕事をしている人が多かったです。

不満に感じていること②：学食

大学生活といえば、学食の美味しいお昼ごはんを思い浮かべておりました。実際に、奈良芸術短期大学の学食はというと味やお値段ともに、可もなく不可もなくといったところでこれといって楽しみというわけでもなく、普通といった印象でした。例えば、おうどんであれば400円ほどしたかと思いますがよく思い浮かべる学食だと、200円とか、すごく安いイメージがあったので勝手な期待を抱いていたので、少しショックでした。でも、いつもお昼を用意されている学食のおばちゃんには感謝しています。

奈良芸術短期大学のおすすめ学部：クラフトデザインコース

彫金、木工、テキスタイル、ガラス、レザーなど複数の素材から、二つを選び、二年間学んでいくのがクラフトデザインコースです。こうやって、二つ素材を選べる学校は他にないと思いますし二つの素材をミックスする事で新しい表現ができます。そんな新しい感覚を身につけることができるコースなので生徒や先生も、柔軟性があると思いますしコミュニケーションもたくさんあり、とても穏やかなコースでみんな仲がよかったです。

奈良芸術短期大学に通って良かった？

奈良芸術短期大学は他の大学に比べ小規模のキャンパスです。そのため、生徒同士の中もより縮まりますし他のコースの生徒ともお友達になれたり小さな大学だからこそ味わえるコミュニケーションがあると感じます。コースによりますが私の在籍していたクラフトデザインコースは先生もフレンドリーでとても関わりやすかったです。一日の大半を過ごすキャンパスですから人間関係もとても大事になってくると思います。そういった点で、とても心暖かな大学だと私は思います。