甲南女子大学の評判・口コミ【人間科学部編】

甲南女子大学の特徴

山の上にある、いわゆるところのお嬢様学校とよく言われますが、現実はそんなこともない学校です。ブランド持ってる子が少し多い程度の普通の女子大です。インドネシア語が学べる数少ない（？）大学。甲南大学とはインドネシア語の授業で提携していて、こちらの大学で授業を受けています。大学内に坂道と階段が多くて毎日が運動になります。震災で崩れた建物が多いため、修復の後に綺麗になっている建物も多いです。賢い賢いと言われるけれど、入りやすい学部はすんなり入れる。女学院や京女よりは下の大学。

満足していること：キャンパスの環境

図書館の本はとても充実していて、探せばわりとなんでもあります。先生方もみんな親身になってくれますが、過干渉されることはないのでとても気が楽です。女子が多いだけあって、グループ行動している子が多いので、一人で行動していると若干浮きますが、それでも比較的楽しく過ごせます。文社はファッションに気をつかう子が多い学部なので、自分がそういうのに興味がなくても影響を受けて、いいものを掴む力を得ることができます。学内で美味しいパンも食べられるし、ファミマもできました。山を降りる必要がなくなったのはとても良いです。

満足していること②：キャンパスの立地

山の上にあること以外に文句はありません。バスで通学しないと少し時間がかかるので、それを考慮して動かないといけないのは面倒ですが、他大学ともそこそこ近いので友達もできるし交流もしやすい。遅くまで授業があってバスで帰っても、住宅街が近いのと商店街があるのとであまり不安を感じることはありません。寮が近所にあるので不安な日は友達の部屋に泊まったりもできます。甲南大学とは授業連携もですが、駅が同じなのもあって親しくなりやすいので友達が作りやすいです。大阪からそんなに遠くないので通いづらさは感じません。

不満に感じていること：留学制度

何故かドイツ語が学べません、インドネシア語は学べるのに。そのため留学も英語・フランス語・中国語・韓国語・インドネシア語圏です。ドイツ語を学ぶには外部で学ぶしかなく、留学は私費留学のみとなります。大学側との連携は基本的に難しいです。留学できる大学もヨーロッパ方面は他の同ランク程度の大学に比べると少し下がっている、選択肢が少ないように感じます。ヨーロッパの大きな大学に留学をしたいと思うのなら専用の学科に入らないと他の学科だとほとんど希望がありません。

不満に感じていること②：資格関連

文社は中学の社会科教諭免許しか取ることができず、高校は公民しか取れません。他の高校の免許を取るにはダブルスクールしかありません。社会科の教員免許は地理や歴史も持っていないと私学では採用してもらいづらいので、そこがしんどいです。メディア学科は情報の教員免許を取ることすらできません。全ての学科が教員免許を取ることができるわけではなく、ダブルスクールも許可が下りないとできないと思います。中学しか要らなければ大丈夫だと思いますが、高校も取りたかった私としてはとても不便かなと思います。

甲南女子大学のおすすめ学部：情報メディア

友達はとても楽しそうに学んでいます。メディアのことが中心ですが、いわゆるオタクが多くて交流も楽です。あと他学科に比べて授業も自由が効くイメージがあります。楽しく授業ができて、パソコン授業が多いので今の社会にはぴったりです。受かりやすいので滑り止めにぴったりだし、入ったら楽しそうでとってもお勧めです。

甲南女子大学に通って良かった？

第一志望が別にあり、滑り止めで入りました。学校の環境に100%満足をしているかと訊かれればそうではありません。留学制度や教員免許のことなど苦労していることもたくさんあります。ですが、不満しかないというわけでもありません。教授も学生課の方もみんなとても親身で優しく、きちんと接して下さいます。しんどいことはカウンセラーさんに聞いてもらえますし、一人で行動しているこも結構いるのでひとりでもまあまあ楽です。ただクラス授業があるのである程度の交流は必要です。