東京工科大学の評判・口コミ【医療保健学部編】

満足していること：キャンパスの立地が良い

私は蒲田にあるキャンパスに通っていました。キャンパスは東急・ＪＲの蒲田駅から徒歩５分で、商店街を通っての通学だったのでとても賑やかで楽しかったです。ランチをする場所にも困ることがなく、もともと日本工学院という専門学校がある学生街なので、安い居酒屋も多く、実習の打ち上げなどでよく使っていました。また、キャンパス自体が新築だったのでとてもきれいで、最新のパソコンや自動で椅子が動くアリーナ（日によっては体育館にもなる）があり、利用申請をすれば無料で使うことができました。

満足していること②：有名な先生が多くいる

私の在学時には、日本の看護業界で有名な先生が多く在籍していました。例えば教科書に先生の名前が載っていたり、テレビに出る先生がいたりしました。その先生たちのおかげか、卒業生の就職先がとても良いです。都内の有名病院や、看護師の就職先としてはあまり多くない一般企業の健康管理室に就職した同級生も多くいます。特に産業保健研究センターという施設が校内にあるので、産業分野へ就職したい学生さんにはとても有利な環境が整っています。

不満に感じていること：学力が低い学生がいる

私のいた学部は、比較的最近設立された学部のため、偏差値があまり高くありません。そのためか、工業高校からの進学者がいたり、学力の低い学生が推薦で入学してきたりしていました。実習が始まると必ずと言っていいほど学力の低い学生が足を引っ張るので、努力して入学してきた学生との間には大きな溝があります。３年時になると、国家試験に合格できそうにない学生は４年生に進級できないように学校側が策を打ち出すので、国家試験の合格率はいいですが、授業のレベルはあまり高くないです。

不満に感じていること②：蒲田キャンパスにサークルが少ない

蒲田と八王子にキャンパスがありますが、八王子キャンパスが本拠地のため、蒲田にはサークルが少ないです。八王子キャンパスのサークルに加入することは可能ですが、蒲田からは電車で一時間程度かかるため参加が難しいです。学校側は打開策として、蒲田から八王子の送迎バスを一日二回朝と夕に出していますが、所要時間が４５分で送迎本数も少ないといった状況で、アクセスが良くないです。私が卒業して２年たったので、今は蒲田でのサークル活動も盛んになっているかもしれません。

東京工科大学のおすすめ学部：医療保健学部

お勧めの点は卒業と同時に各医療職の国家試験受験資格が得られることです。国家試験に受からないと働くことはできませんが、大学時代に頑張って勉強すれば一生職には困らない生活ができる学部なのでお勧めです。また、その業界で有名な先生が多いので、セミナーなど学外で申し込むと高い金額がかかってしまうような話も、学費だけで聞くことができ、貴重な経験ができます。学費は一般の学部に比べると高めですが、決して損はしないと思います。

東京工科大学に通って良かった？

一般的な看護学校と同じく実習や課題は大変でした。しかし、きれいなキャンパスで図書館も充実している恵まれた環境で毎日楽しく通学できたのでとてもよかったです。最終的に看護師と保健師の資格をとることができ、就職にも困らず自分のキャリアを形成できているので大学に感謝しています。立地もよいので、授業のあと駅前のスーパーや居酒屋でバイトができるといった、都心のキャンパスならではの生活が送れたのもこの学校に入学してよかったと思った点です。