東北福祉大学の評判・口コミ【教育学部編】

満足していること：特別支援教育が充実している

将来の仕事に直結する学びではなくても、障害について学ぶことは社会に出る前に必要なことだと思います。そう思うようになったのは大学で特別支援関連の授業を受けたからです。大学では、聴覚障害、視覚障害、病弱、肢体不自由、発達障害、学習障害など多岐にわたって学ぶことができます。授業の中では、障害に関連した映画やドラマなどの映像を観ることがあります。時には涙を堪えられないほど感動する作品もあります。映像が度々用いられるので、日頃障害に関わりがない人でも、具体的にイメージすることができます。

満足していること②：食事をする場所が充実している

学内ではカフェや食堂など飲食をする場所が充実しています。「1-5-1食堂」は手頃な価格で食事を提供しています。朝ごはんを食べる習慣をつけてもらいたいと、朝定食は100円という破格の値段で提供されています。「風土」という食堂は少し値が上がるものの、学生食堂としてはレベルの高い食事が提供されています。中でも油淋鶏は特に人気で、油淋鶏が出る週は必ずここでランチをするという友人もいます。また、学内には「げんき」という小さなパン屋さんがあります。いつもお昼の時間帯は長蛇の列ができています。売場のすぐ近くで焼かれているので、できたてを食べることができます。あんぱんは1つ80円なので、あまりお金がないときにもおすすめです。

不満に感じていること：キャンパス間の移動が大変

ステーションキャンパスと本キャンパスが歩いて7～8分と離れて建っているのですが、休み時間の15分で移動するのはなかなか厳しいです。それにもかかわらず近隣に住む方々からの苦情があり、近道は通れなくなっています。近道の入口には警備員が立っていて、近道しないよう監視しています。その道を使えたら移動の負担は少し減ると思うのですが、過去に問題があったようなので、今後も通れるようになる見込みはありません。

不満に感じていること②：部活動の使い勝手が悪い

体育会の部活動に所属しています。学内の体育館は式典を執り行うのに使うのがメインだと感じます。私が所属している部活動は体育館の中で行う競技なのですが、学内の体育館では正規のサイズのコートをとることができません。さらに、シャワーがないため、朝練後は汗だくで授業を受けなければなりません。学内に体育館はこれ1つしかないので、ほかの部活動と時間を決めて使っていますが、なかなか好きな時間帯で活動させてもらえないのは苦です。

東北福祉大学のおすすめ学部：総合福祉学部

私は教育学部に所属していますが、総合福祉学部がおすすめだと思います。教育学部は教師になりたいと心に決めている人にとってはふさわしい学部です。ですが、まだ迷っている人は選択肢の多い総合福祉学部がよいと思います。個人の頑張りに左右されますが、最も多くの資格をとることができる学部だと思います。教育学部ではないものの教員免許も取得可能なはずです。また、教育学部よりも必修科目が少ないのでバイトやサークルなどに時間をかけやすい学部でもあります。

東北福祉大学に通って良かった？

教師になることについてしっかり向き合えたからです。教師になるために必要なことを授業で細やかに指導してくださいます。時には厳しい話をされることもありますが、将来を考えてのことなのだと感じます。また、教育大学ではないので他の学科の人と交流することができます。交流することで、介護やカウンセラー、一般企業などさまざまな分野にも関わることができます。将来就きたい職業が定まっていない人にとって選択肢が多いと言えます。