二松学舎大学の評判・口コミ【文学部編】

満足していること：図書館が充実している

絶版になっている貴重な資料が多く収蔵されています。また、電動書架は使い勝手が良く、資料が探しやすい配列です。勉強用の机も多く設置されていて、そこが混んでいる時は電動書架のある地下二階に行くと人も少なく快適に過ごせます。夏の空きコマは友達と冷房の効いた図書館で勉強したり、資料を探したりして過ごしていました。コピー機も四台設置されているため、順番待ちせず使えます。夜も9:50まで空いているので、遅い6限の後でも利用できます。

満足していること②：立地が良い

隣に神保町があります。神保町は古書の街として有名です。絶版になった本が教科書として指定されたときに探しにいきます。カフェや飲食店もあり、観光客はほとんどいないので気軽に行くことができます。また、学校の目の前には武道館や靖国神社があり、春は武道館前の見事な桜を、秋は靖国神社の銀杏並木を眺めることができ、四季を肌で感じることができます。最寄りの九段下駅は武道館でイベントがある時は大変混むので、靖国側の出口から出て学校へ向かうのが裏技です。

不満に感じていること：授業を受ける環境が悪い

大きな教室の授業などでは、なぜ大学に入ったのかな？というような不真面目な人が後ろに固まり、ずっとお喋りしていることがあります。大きい教室で行われる授業は人が多いので、その前の授業が終わってから向かうと席が選べないことがあります。そのようなときに私語の酷い団体の前に座ってしまうと集中できません。特に酷い例では授業中に友達と電話を始める人も見たことがあります。時々耐えられず注意しますが次の週にはまた同じことをされます。しかしそのような人の大体は授業をサボるようになり単位を落とすので、やはり真面目でいることに越したことはないです。

不満に感じていること②：台風や大雪の時の対応が良くない

ここ数年大きな台風や、予報外れの大雪などがありました。学校に向かうにも電車が動かない、乗れたとしても身体が浮き上がってしまうほど大混雑していることも多々あります。天気が荒れ、交通機関が麻痺した時は全日休講になることが理想で、そういった考え方が社会の中にも馴染んできました。しかし大学からの連絡や対応はとても遅く、群馬から通っている友人は大雪の日に学校に着いてから休講と知り、そのままトンボ帰りしたと言っていました。

二松学舎大学のおすすめ学部：文学部

やはり創始者が文学を志す人だったので、文学の教育に力が入っています。最近は新しい学部が増えましたが、文学部の分野の方が図書館の資料も豊富な印象です。その界隈で有名な教員が多く、夏目漱石や平塚らいてうなども在籍していたことから大学のアピールポイントとしては「文学」だと思います。

二松学舎大学に通って良かった？

授業環境や非常時の学校の対応など、不便に思うところもありますが、それ以上に入ってよかったと感じている所も多くあります。ほかの大学と比較すると学生数が少なく、その分教員との距離が近いです。気軽に質問しやすく、授業内容をより深く理解することができます。また、国語の教員を養成するのにとても力を入れていて、国語教員といえば二松学舎大学というようなブランド感もあります。基本的に熱心な学生が多いためとても勉強しやすく、毎日新しい発見のある学校だと思っています。