奈良県立医科大学の評判・口コミ【医学部編】

満足していること：学生数が丁度良い

本学は単科大学であるため、医学科と看護科の２学科しかないので、人数が各学年合計200人程度しかいません。その為、ほとんどの同級生は顔見知りになり、親密になれます。また、上下の先輩・後輩も他の大学よりは大勢と知り合え、仲良くなれる大学です。これは在学中だけでなく、卒業後もメリットがあります。卒業後、医者や看護師として働く時にお互いのことを知っている可能性が高く、知らなくとも共通の知り合いが存在するので全く見知らぬ人同士ではない、という意識が芽生えます。その為、比較的気楽にコミュニケーションを取ることができ、他職種という壁を意識する事なくスムーズに仕事ができると思います。

満足していること②：部活動が充実している

医学部である為、やはり勉強は他の学部よりはかなり勉強しなければいけません。そのため、知らない人からするとガリ勉ばっかりなのではないかと思われるかもしれません。しかしながら、奈良県立医科大学では部活動が盛んなためそのような事はなく、寧ろ文武両道の人が多いです。勉強の間に部活動をしっかり行うことによって、ダラダラ集中できず勉強するのではなく、オンオフを切り替えて集中して勉強する伝統が根付いています。さらに、スポーツ等を通じて体力がついたり、先輩後輩の立場から社会性を学ぶことができ、これは卒業後働く時にも需要な能力になると思われます。

不満に感じていること：入学が難しい

医学部である時点で入学が難しいのはどこの医学部でも同じですが、奈良県立医科大学は理系・文系・医学部を含めた全ての大学の偏差値のランキングで3位になっています。簡単に言うと、日本全体の大学で3番目に入るのが難しいということです。大学入試における問題は非常に難しく、有名高校のトップ層でさえも不合格になったり、何回も浪人してしまったりする人も多いです。また、入試内容として面接もあり、人間力も試されます。入試問題をただただ解けるだけではだめで、医学部にふさわしい倫理観・社会性・熱意があるかも試されます。

不満に感じていること②：入学してからも勉強が厳しい

厳しい大学入試を勝ち進んでも、大学生活ではテストが続き、かなりの量を勉強しなければなりません。もちろん、テストに落第してしまうと留年してしまいます。そのような精神的にも肉体的にも厳しいテストを6年間続けて行かなければいけません。しかも、勉強の内容としては暗記が非常に多く、1回のテストの内容が教科書3冊、4冊分ということもあります。そのため、ほとんど身も心も休み間もなく、勉強しなければなりません。他の大学と比べると、夏休み冬休みも短く、辛いことが多いと思います。

奈良県立医科大学のおすすめ学部：医学部 医学科

この大学には２つの学科しかありませんが、特に医学部医学科は将来医者になる医学部ということで非常に人気です。入ったからにはほぼ確実に医者になれるので、厳しい受験を勝ち進んで医学部医学科に入る価値は充分にあると言えるでしょう。

奈良県立医科大学に通って良かった？

他の学部の大学と比べると、入試も厳しい割には、結局入学してからも勉強をしなければならず、辛いことも多いと思います。しかしながら、学生同士の仲がいい為、皆で協力して勉強することで、辛いながらもテストを乗り越えることが出来ます。終わった時には皆で喜び合い、打ち上げをする事も多いです。そう考えると、辛いことばかりではなく、多くの仲間に囲まれながら、また同時に部活動を積極的に行って非常に充実した大学生活を送れると思います。