奈良県立医科大学の評判・口コミ【医学部編】

満足していること：附属病院が敷地内にある

大学敷地内に附属病院があり、実習はすべて附属病院で行われるため、実習中も更衣や勉強がしやすいです。実習のたびに電車の定期を作り直さなくていいです。また臨床現場の看護師が直接授業にきて教えてくれることもあります。臨床での実状や効率的で素早い手技、専門技術を教えてもらえるのでとても身に付きました。卒業した先輩方とも交流しやすいですし、卒業してからも先生に会いに来る先輩方を見ていると卒業してからもサポートしてくれる大学だと感じられます。

満足していること②：部活動が盛んに行われている

部活動が盛んです。私が所属していた部活動は、西日本医学生大会優勝者がいたり、医歯薬大会で優勝したりするなど輝かしい成績を残していました。学業以外にも打ち込めるものがあったため楽しい大学生活を送れました。授業で部活動に遅れたり、実習で参加できなかったりしますが、部員全員学業優先の意識が常にあるので学業と部活の両立がとてもしやすいです。また、他大学との交流も盛んなので縦と横のつながりも広がるため人脈づくりができました。そのおかげで病院の評判をきいたり、勉強の仕方を教わったり、疾患への理解も深められたりしてとてもメリットが大きかったです。

不満に感じていること：Wi-Fiが弱い

大学の敷地は大きくはないですが、Wi-Fiが届かないゾーンがあり、勉強をするときにとても不便でした。また一度画面を閉じるとWi-Fiの接続が切れているのでつなぎ直しが必要であったり、多くの学生が使っていると通信が低速であったりと、Wi-Fiが機能していないと同然でした。調べ物やグループワークをしながら勉強をすることが多く、そのたびにインターネットが必要ですが、カバーできるほどのWi-Fiがないため作業が進まず、手間が大きかったです。

不満に感じていること②：キャンパスが古い

看護学科は新しいですが、医学棟はとても古いです。トイレは和式です。古いため臭いもするので、医学棟では用を足さず、病院の綺麗なトイレを利用していました。照明も暗く、破損している壁もあったりします。教室も、角がはがれている机があり、木の破片がとびだしていて、けがを何度かしました。また、木の椅子なので９０分授業を５コマ受けているととてもお尻がいたくなります。学生が施設課に修理してほしいと相談してもいい答えは返ってきませんでした。

奈良県立医科大学のおすすめ学部：医学部看護学科

附属病院で実習できる点が一番大きいです。実習先に卒業生も多いため、実習中もやさしい先輩が多く、リラックスして実習ができます。定期も作り直さなくていいし、先輩から実習先の病棟の雰囲気などもきけるので実習しやすかったです。

奈良県立医科大学に通って良かった？

部活動を一生懸命できたのがとてもよかったです。勉強に行き詰まったときのリフレッシュにもなりましたし、「あのとき頑張っていたな」と学生時代を思い返せることで励みにもなります。部活動をしたおかげでテスト勉強の仕方を先輩に聞けたり、他大学との交流により友人が増えたり、人とのつながりを広げられたことがも大きいです。人とのつながりは学生の時だけではなく、卒業してからも続くものです。卒業してからも大学時代の友人・先輩たちと飲みに行ったりすることは仕事のいいリフレッシュになっています。