名古屋外国語大学の評判・口コミ【現代国際学部編】

満足していること：留学制度がとても充実している

ある一定の条件を満たせば、留学中の現地での食費以外は全て支援してもらえるので、ほぼ無償で最長2年間海外留学をすることが出来ます。奨学金を受けられる生徒数に限りもありません。協定校は英語圏に限らず、スペインやオランダ、イタリアなど数多くの国々と結んでいるので、「2ヶ国語留学」というプログラムを利用して、留学期間中2つの国で過ごしながら、複数言語を習得することが可能です。また、同奨学金獲得を目指す学生には、外部から特別講師の「TOEFL講座」を無料で受講することができ、留学の夢を叶える事が出来る環境が整っています。名古屋外国語大学の留学学生数が全国トップクラスというのもこういった手厚い支援があるからです。

満足していること②：教授と学生の距離が近い

同大学の学生が皆「大学なのに高校みたい。」と口を揃えて言うほど、教授と学生との距離が近いです。何故なら、1年生の時から10〜15人単位のレベル別に分けられ、担任から一人一人細やかな指導を受けられるからです。将来の進路相談があればいつでも気軽に相談に乗ってもらえたり、留学中も困った事があれば、相談相手になってもらえます。また、1年ごとにクラス替えが行われるので、レベルや意識の高い学生と学べる環境が整っており、モチベーション維持に繋がります。

不満に感じていること：寮が高額

愛知県外の学生の場合は、名古屋外国語大学が提携している寮のようなところに住むか、アパート暮らしになります。同寮は、食事付きのオプションが選べたり、大学まで直通のバスが出ていたりするので、便利な面もある一方、非常に高額なのでほとんどの学生は皆、アパート暮らしをしていました。バスの本数は15分に１本程度出ていますが、朝や夕方のラッシュ時は行列が出来る程並んでいる時があるので、時間に余裕を持って行動する必要があります。少し大学徒歩圏内にあり、且つアパート代より安く入れる寮があれば良いなと思います。

不満に感じていること②：キャンパスまでのアクセスが非常に悪い

名古屋外国語大学といっても、キャンパス自体は名古屋にはないので、遠方から通う学生は最寄りの駅で降りてから通学バスに乗り換える必要があります。そのバスは無料ではないので、1日に往復で約400円ほど支払わなければなりません。また、名古屋まで出て行くのに大学からだと少なくとも30分はかかるので、名古屋や栄など時給が高めのエリアでアルバイトをするなら少し不便だなと感じます。車通勤も禁止なので、愛知県内出身の一部の学生でも下宿している方がいました。

名古屋外国語大学のおすすめ学部：現代国際学部

どの学部も英語力向上の点では変わりはないですが、現在は英語を話せて当たり前、誰でも気軽に起業できる時代になってきているので、ビジネスなどの教養を並行して学んでおけば将来的に役立つのではないかと思います。その点で、現代国際学部は英語に限らず、幅広い教科を履修できるのでお勧めです。

名古屋外国語大学に通って良かった？

自分の家庭は決して裕福ではなかったので、学生の努力次第で特に金銭面でのサポートを受けられる制度は非常に有り難かったです。少人数制のクラスにより、個人の頑張りを温かく見守ってくれる教授の存在や、的確なアドバイスは、自分の学習効率も上がり常にモチベーション向上につながっていました。周りも、帰国子女の学生や長期留学経験者などレベルの高い学生がたくさんいたり、留学生と交流できるイベントが毎日のように開催されているので、自分次第で英語漬けの毎日を送ることができます。