山口大学の評判・口コミ【医学部編】

満足していること：保健師の資格も取得できる

山口大学医学部保健学科看護学専攻の学生には、看護師国家試験の受験資格だけでなく、保健師国家試験の受験資格も与えられます。他の大学にはこのような制度はあまりありません。保健師になりたい場合はプラスアルファの時間と勉強が必要になります。看護学生は座学や実習などでただでさえ忙しいのに、保健師になりたい場合は情報収集やそのための勉強などもしなければならず、非常に忙しく精神的にも辛くなりやすいです。しかし山口大学では、全員に保健師の国家試験を受ける権利が与えられるため、進級と、看護師国家試験の合格さえ手にしていれば保健師の国家試験を受けることができる、ということになります。もし看護師として働きたくないなと思っていても、卒業と同時に保健師になることも十分可能です。（実際に私も、周りの友達も、すぐ保健師になりたいと思っています。）

満足していること②：学費や物価が安い

山口大学は山口県にある国立大学であり、学費は私立の大学に比べて随分と安いです。また、山口県はご存知のとおり田舎であり、野菜や肉などの生鮮食品や日用品の物価、家賃などは、都会に比べるととても安いです。家賃は安いところですと１ヶ月１万円以下のところもあります。物価が安いため、あまりお金持ちでない学生や節約したい学生にはもってこいです！スーパーやドラッグストアは多くあるため、生活するのに苦労はしないと思います。

不満に感じていること：周辺が田舎

山口県は田舎であり、スーパーやドラッグストアはあるものの、若者が好むようなお店は少ないです。また交通網もあまり発達しておらず、バスやJRの本数はとても少ないです。お店が少ないため、アルバイトをするところも限られてくるのが難点です。移動手段は自転車や車が多いです。山口大学の学生で、自転車を持っていない人はいないと言っても過言ではなく、車を持っている学生も３〜４割ほどいると思われます。休みの日には隣県の広島県や福岡県に行く人も多いです。

不満に感じていること②：個性的な人が思ったより少なかった

私はとある中高一貫校出身の者で、中高時代は個性溢れるにぎやかな仲間に囲まれていました。毎日が刺激的で、とても楽しかったのを覚えています。しかし、山口大学の学生は、いい意味で真面目でおとなしい、別の言い方をすれば個性があまりなくもの静かな学生が多いように感じます。普段大学の友達と接する中で、楽しいながらも、どこか物足りないと感じてしまうことが少々あります（とても申し訳ないのですが）。

山口大学のおすすめ学部：医学部医学科

医学部医学科は、ご存知の通り医師国家試験受験資格を得ることができる学部です。また、国立大学であるため、私立の医学部医学科の膨大な学費に比べ、非常に少ないコストで済みます。ここに入れば、とても親孝行になるでしょう。

山口大学に通って良かった？

山口大学は、先述の通り国立大学であり学費が安く、そこそこの学歴も得られるため、親の経済的負担や諸々に関しては問題ないと感じています。しかし田舎に立地しているため、様々な機会やチャンスを逃しているのも事実です。様々なお仕事（例えばエンタメ系のお仕事・アルバイトや大企業のインターンなど）の機会もそうですし、ライブやフェスなども、都会に出なければ経験できません。都会の大学に行っていればもう少し刺激的な日々を過ごせたのではないかなと時々考えてしまいます。