天理大学の評判・口コミ【国際学部編】

満足していること：学費が安い

私立大学ですが、諸費用をすべて含めても年間１００万円かからないので、他の私大に比べてかなり安いと思います。また、奨学金制度が充実しており、私は一般入試で成績上位に入ったことから授業料が半額免除になりました。さらに、一回生と四回生対象に後援会奨学金というのが給付されます。ＧＰＡの成績上位者が選ばれるのですが、一回生では１０万円、４回生では２０万円が授与されます。他にも２、３回生向けに、一定のＧＰＡ水準を満たしたら申請できる給付型の奨学金制度があります。

満足していること②：小規模な大学である

一学年８００人程度と、とても小規模な大学です。私は国際学部外国語学科スペイン語・ポルトガル語専攻に在学中ですが、１クラス２８人です。ですので、語学の授業では少人数制を活かしたきめ細やかな授業が行われています。必然的に教員と学生の距離も近くなり、質問をしやすかったりおすすめの文献を聞けたりと、教員と学生の関係がとても良いと思います。また学生課や教務課でも、マンモス大学に比べて対応が早いと思います。

不満に感じていること：天理教関係の行事が多い

天理大学は天理教の大学ですので、天理教学を４単位とることが必修になっています。天理教など全く興味のない人間にとってはとても苦痛で時間の無駄でしかありません。天理教の祭事、ひのきしんや天理教本部参拝の日、中山ミキの誕生日などは休講になります。この祭事関係の休講が多いのはとても迷惑です。こちらは授業料を払っているのですから、国民の祭日以外はきっちりと授業を行ってほしいですし、たびたび休講にされるようでは困ります。

不満に感じていること②：学生のレベルが低い

天理大学は偏差値でいうと３０～４５あたりなので、決して頭の良い大学とはいえません。しかも、天理大学は体育学部がとても有名なので、体育学部に入りたかったが叶わず、渋々他の学部に入学したというような学生も多いです。ですので、総じて勉強へのモチベーションが低いです。授業中もとてもうるさいし、テスト勉強を真面目にする学生のほうが少数です。外国語学科に関しても、モチベーションの高い学生はほんの一部で、あとは遊びでやっているというような感じです。

天理大学のおすすめ学部：体育学部

数々の著名なアスリートを輩出しています。柔道が特に有名で、篠原信一選手や野村忠宏選手など、メダリストの母校です。２０１８年に体育学部キャンパスのグラウンドが改装されてとても綺麗になりました。環境、講師陣とも充実しているのでおすすめです。

天理大学に通って良かった？

大学が自宅から近いことと、学費が比較的安いこと、授業料を半額免除してもらっていること、小規模なのでキャンパス内の移動が楽、といった点では天理大学に入って良かったと思います。一方、授業の質に関しては不満な点が多いです。偏差値が低いので全体的に授業も易しく、語学の授業に関しては進度がとても遅くて退屈です。不真面目な学生が多いので話も合いませんし、頑張ってもう少し偏差値の高い大学に入学すればよかったかなとも思います。