日本大学の評判・口コミ【工学部編】

満足していること：キャンパスが福島県郡山市にある

理系の大学が自宅から通える距離にあったのは非常に助かりました。どうしても大学は大きな都市や首都圏に集中してしまうので、通おうとすると引越しなどの出費があります。ただでさえお金がかかる大学進学なので、実家から通って少しでも費用を抑えたい思いがありました。自宅から近く、なおかつ自分が学びたい学科があるのはここだけでした。地方にある学校ですが、私は情報工学科だったこともあるのか、施設や設備も遅れている感じは無く、やはり首都圏の学校でなければダメだ、という気持ちにはなりませんでした。

満足していること②：地元企業へのつながりが強い

地方にあるということと、日本大学というマンモス大学の力なのかもしれませんが、地元の工業系企業には必ずといっていいほど卒業生がおり、さらに言えばそこの社長さんがOBという会社も珍しくありません。そのおかげもあってか、就職には少なからず有利に働くことがあると思います。また、職場では共通の話題に困ることもありませんし、一緒に大学へ遊びにいったりすることで、さらに交友関係が広がることもあります。そこから新しい仕事をいただくこともあり、学校のつながりの恩恵を強く感じられます。

不満に感じていること：良くも悪くも縦社会

卒業生が多いということは同時に、それだけ先輩と後輩が多いということでもあります。それも日本中にいます。体育会系のノリが強い学部やサークルも未だに多く、高校野球部バリの縦社会が存在します。長くニュースにも取り上げられていた日大アメフト部の構造がまさにそれです。それは卒業後も続き、会社の得意先に先輩がいれば、無下に扱うことは絶対に許されません（もちろん全ての人がそうではありませんが）。しかし、それは同時に多くの人に助けてもらえるということでもあるので、良くも悪くも表と裏、併せ持った宿命といえるかもしれません。

不満に感じていること②：学科によっては古い施設が多い

私が通っていた情報工学科はコンピュータやネットワークの専攻だったこともあり、創設も新しく、常に最新設備が備わっていました。しかしその他の土木工学科、建築科、機械工学科はできた時期も古く、設備自体は多少新しくしていても、建物や研究室はかなり年季が入っているものが多いです。良く言えば長い歴史と確かな実績を持っている証拠でもあるのですが、ピカピカの教室をイメージして入学する新入生の方にはすこし残念なポイントかもしれません。

日本大学のおすすめ学部：工学部

日本大学は首都圏を中心に各地に学部が散らばっています。そのうち工学部があるのが福島県郡山市です。古くは工業の街として栄え、その流れを汲んで創設された学部です。実は街の中心である郡山駅からは一駅ほど離れ、周りに遊べるような施設は無く、華やかな学生生活とはいきませんが、逆に言えば学びたいことに一心に打ち込める立地だと思います。

日本大学に通って良かった？

私がいま食べていけているのは、ほぼ全てこの学校で学んだことのおかげです。また、私は軽音サークルに入っていましたが、これからもずっと音楽はメインの趣味として続けていく予感がしますし、そこで得た交友関係も一生のものだと思います。結局何を学ぶかよりも、そこで得たモノで今後自分は何をしていくか、が重要になっていくと思います。