岡山大学の評判・口コミ【経済学部編】

満足していること：キャンパス内の移動が楽

まず、平たんな地形に広大なキャンパスがあるため、自転車を用いての移動が楽であることが挙げられます。広島大学や神戸大学などもキャンパスの広い大学ですが、それらに比較しても移動が楽であることは明確です。キャンパスの中心を走る道路沿いには美しい銀杏並木があり、通学の際に四季折々の景色を楽しむことができます。さらに、岡山駅から３ｋｍほどの場所にありますが、こちらもまた平たんな地形が続いており移動が楽です。他にも大きな総合運動公園がすぐそばにあり、自然に触れ合ったり、運動を行ったりできます。

満足していること②：留学制度が充実している

交換留学の制度が整っており、一年のうち春季と秋季の2度、交換留学生として協定校へ留学する機会があります。そのほかにも、夏季、春季などの長期休暇の際に一週間から一か月間の語学研修制度もあります。これは交換留学とは異なり、とりわけ厳しい選考があるわけではありません。また、どの学部生でも一定以上の英語能力を示せばGコースと呼ばれるコースに入ることもでき、そこでは原則的に一年間の留学をすることを目標とした英語学習を行うことができます。

不満に感じていること：４学期制のデメリットを多く感じる

多くの大学では２学期制ですが、岡山大学では近年4学期制を始めました。4学期制のメリットはいくらかあるようですが、学生にとってはデメリットのほうが大きいのではないかと思います。なぜならば成績は学期ごとにつけるので、4学期制になると必然的に試験の回数が増えます。岡山大学は他大学に比べて、単純計算で試験回数が2倍だということになるのです。さらに授業科目ごとの授業回数も減るわけですから、教授にとっても深い知識を教えられず不満なのではないかと思います。

不満に感じていること②：建物の格差が激しい

歴史を感じると言えば聞こえはいいですが、文系学部の建物が理系学部の建物に比べて明らかに古く、みすぼらしいのが悲しいです。理系学部の建物はとてもきれいで、入るのに学生証をかざす場所もあります。そんな近代的な理系学部の建物に比べて、文系学部の建物は時代に取り残された遺産のようです。また、理系学部は広大な土地を使っているのに対して、文系学部はキャンパスの隅っこに寄せられています。そうはいっても私はこれからもあの場所で文系学生として生きていこうと思います。

岡山大学のおすすめ学部：農学部

農学部は、津島キャンパスのほぼ三分の一を占める、広大な敷地を農園や研究施設として利用することができるからです。さらにいくつかのコースに分かれているので、自分の興味関心に沿って研究を行うことができます。

岡山大学に通って良かった？

全体として特別大きな不満がないです。もちろんより偏差値の高い大学に行きたかったというのが本音でしたが、1年以上岡大生として生活してみてイメージは変わりました。広くて立地の良いキャンパスやメニューの豊富な学食、多くの蔵書を抱える図書館、様々な留学制度、美しい銀杏並木、そして歴史ある建物、何をとっても私はよい印象を持っています。