工学院大学の評判・口コミ【工学部編】

志望理由

高校時代に3年間成績優良ということもあり、指定校推薦での進学となりました。もともとものづくりに興味があったことや、世の中の職業の幅を考えたときに、工学部に進学すれば間違い無いだろうという思いもありました。オープンキャンパスでは八王子校舎、新宿校舎とも訪れました。大学内の雰囲気はよく、自分自身が想像していた大学ライフが過ごせそうでした。工学院大学を選んだ1番の理由は、キャンパス内にある工場で様々な機械に触れることができる点と、研究室にある高価な試験機に魅力に感じたためです。

大学で勉強していること

大まかにいうと力学の基本と加工機械の使用方法、製図の基本、材料学、技術者の道徳、数学、外国語、総合文化科目でした。力学の詳細を説明すると、工業力学、機械力学、材料力学、熱力学、流体力学です。技術士試験における四力学を学ぶことができるため、卒業とともに四力学の習得を認められ、技術士補の資格が取れるのも魅力です。工場研修ではボール盤、フライス盤、旋盤を学ぶことができます。製図はオートCADを使用してパソコンで製図する授業もあれば、ドラフターを使用して手書きで学ぶ授業もありました。

満足していること：卒業とともに技術士補の資格が取れる

入学前や在学中にも授業内容には満足していましたが、就職してから一番感じるものがあります。在学中に学んだ工学の知識や材料学、製図知識が、企業でも十分に通用する点は非常に魅力です。専門的な知識が問われる仕事内容ということもあり、大学時代にどれだけ濃い内容の授業を受けられたかというのは、自分の中でも糧となっています。技術士補という資格が卒業と同時に得られることが、就職活動にもかなり有効でした。そのワンポイントがあるだけで面接官の興味をひくことができました。

不満に感じていること：八王子キャンパスのバスが混む

八王子キャンパスへの通学は非常に面倒と言わざるをえません。八王子に向かう電車は中央線を使用しますが、1限の授業がある際は満員電車に乗るしかありません。八王子駅に着いたらキャンパスまでのバスに乗るのですが、キャンパスに向かう学生全員が並ぶわけなので、非常に混みます。電車からキャンパスに着くまで常に満員状態に身をおかなければならないため、困難です。しかし回避する方法はあります。単純に1限の授業を取らなければいいだけです。

工学院大学のおすすめ学部：工学部

私自身工学部出身ということもありますが、授業や研究室の充実度の面でも、工学部が1番なのではと思います。就職率も非常に高いのが工学部です。工学部にはメカノデザインコースとエコエネルギーコースの2種あり、3年生で選択できます。1、2年の授業を受けた結果で、進みたい方向を修正できるのも魅力です。就職活動を有利に進めたいのであれば工学部をオススメします。

工学院大学に通って良かった？

専門的な知識を学べる点や技術士補の資格が取れる点で、通ってよかったと思えます。ごく普通に授業に参加していれば、就職活動中に面接官から聞かれる工学知識は簡単に答えられると思います。大学の就職支援も充実しており、エントリーシートの添削や面接練習、企業の紹介、サポートも大学がやってくれます。研究室では企業との共同開発もやっているため、大学自体が企業と関わりがある点も非常に魅力です。研究室も非常に充実しているため、就職活動の際にそこでの活動内容を話題にできると思います。