工学院大学の評判・口コミ【工学部編】

志望理由

元々理系専攻で、化学や生物より物理が得意だったため物理学部か工学部に行ければいいなと思って大学選びをしていました。工学院大学は滑り止めで受けた大学でしたが、電気系が就職に強いという情報と、通っていた塾に学力を鑑みて紹介してもらったのが受験したきっかけです。単純に電気に興味があったため、同じような理由でMarchといわれる大学も受験しましたが全て落ちてしまい、ここだけ受かったため入学させていただきました。

大学で勉強していること

1年の頃は高校生レベルの数学や英語、物理の授業が多めに入っていました。2～3年に上がると簡単な電気に特化した授業（電力や電気駆動する機械について）が増え、電圧や電流などを測定できるマルチメータと言われる機械を実験で作成しました。4年では研究室に配属されたため授業は受けませんでしたが、電流から生じる磁場についての研究・非接触型の運搬システムについての研究をしていました。そのまま修士・博士と進みましたが、研究内容は4年の時と一緒です。

満足していること：学生食堂のクオリティが高い

キャンパスが2つありますが、片方のキャンパスでは食堂で自分だけの定食を作ることができます。20種類以上あるおかず・サラダ・デザートなどを自分でカスタマイズし購入するシステムです。種類が豊富なのでその日の気分や空腹度合いで好きに決められ、とても重宝していました。また単品のカレーライスなども100円台で販売していたので、財布に優しく助かりました。1棟ほとんどが食堂になっており、自習スペースにも使えるため学生生活の半分以上は食堂で過ごした気がするくらい満足しました。

不満に感じていること：立地が悪い

最寄駅から大学まで直通バスで20分、徒歩だと50分程かかってしまう立地だったため、とにかく通学が大変でした。特に雨の日や入学式などのイベントがある日はバスに乗ることさえ難しいほどでした。自転車通学も考えましたが、山に近いからか道のアップダウンが激しく、雨だと結局意味がなく相当辛かったため早めのバスに乗って大学へ行く・1限はなるべく受講しないなどして混雑を避けていました。バス停が駅前で相当な人数が並び一般人にも迷惑がかかるような場所にあったので、バスが必要ない場所に大学があればな、と何度も思いました。

工学院大学のおすすめ学部：工学部

やはり就職に強いというのが一番の理由です。電気系の企業に勤めていた教授が多く在籍しているため、企業の実態・電気市場などに精通しており、様々な情報を得ることが出来ました。おかげで就職活動はとても順調に進み、4社ほど受けた時点で内定をいただくことができました。また工学部の中にたくさんの学科が存在しているので、自分に合った学科を選ぶことが出来るのではないかと思います。

工学院大学に通って良かった？

理系学部のみの大学だったため、ほかの大学より自分の好きな科目に特化した授業を受けることが出来たと思います。また実験も多く取り入れており、座学だけでなく実際に体や手を動かして、肌で感じる機会がほかの大学より多いのかなと感じました。そしてやはり食堂の存在が大きいです。安くて種類が多く、広いので座れないということもありませんでした。また理系しかないために学生数が少なく、キャンパス内ですごくうるさい場所も特になかったので穏やかに過ごすことが出来たと思います。