甲南大学の評判・口コミ【経営学部編】

甲南大学の特徴

甲南大学は他学部との接点が多いです。他の大学だとサークルや部活動など位でしか他学部の生徒と会う機会はありませんが、キャンパスが小さいので授業の移動時間に他の学部の生徒と会うことがしばしばあります。また英語や体育など一部の授業を他の学部の生徒と受ける事があります。こんな感じで大学全体で一体感を感じるシーンが日常であります。他にも地域のお菓子屋さんとコラボした商品を発売するなど地域とのつながりや一体感を大切にしています。

満足していること：留学制度

留学制度がとても充実しています。入学の時に留学プログラム(通称：留P)を選んでおくと後が楽になります。2、3年の間に留学をしたい生徒の為に英語教育を集中的に行うことを目的としたプログラムです。普通の学生だと週1回ぐらい英語の授業を受けますが留Pなら週3、4回ほど英語を受けます。土曜日も学校に通わないといけませんが英語を集中的に勉強できる、通常だと年間単位学部によって変わりますが45~48単位がMAXですが留Pで取得した英語の単位は別で換算することが出来るので頑張れば年間50単位ぐらいを取得することが出来ます。ここで多めに単位を取ることで3、4回生が楽になります。

満足していること②：キャンパスの立地

複数キャンパスがありますがメインのキャンパスは神戸の岡本駅にあります。駅から出たら石畳のおしゃれな風景が広がります。通学は大体10分ほどですが自然が綺麗、カフェが充実しているなどという感じで学生にとってうれしい要素が沢山あります。キャンパス周辺は静かで車の通行量もそこまで多くないので通学しやすいです。土地代が高いのでキャンパスをあまり大きくできませんでしたがその分アットホームな雰囲気とアクセスの良さが魅力的です。

不満に感じていること：部活動

体育会の部活動をしていたのですが体育施設がキャンパス内にありません。岡本は住宅街なので野球、アメフトなどのフィールドを建設するのがとても難しいです。そのため六甲アイランドに体育施設があります。岡本から六甲アイランドに行くまで約30分ほどかかります。本音を言うと授業が終わるとすぐに部活を始めたいのでその時間は正直無駄です。またバスが混みます。体育の授業も六甲アイランドで行われますが一本電車に乗り遅れるだけで遅刻してしまいます。

不満に感じていること②：授業

どこの大学でも同じだと思いますが1年生が授業中に結構騒いで集中できません。また教室がそこまで広くないので出席点がある授業の場合快適に勉強することが難しいです。他にも教員が教務部からPCを借りるのに手間が掛かったり講義室の音響系の器械がしっかりとメンテナンスされていなかったりして無駄な時間が生じる事がしばしばあります。実際にゼミでも教務部がPCの貸し出し手続きの為に時間を必要以上に取った上にゼミ室のスピーカーが故障していたので別の部屋で授業を受けることになりました。結果として30分ほど授業時間が無駄になりました。

甲南大学のおすすめ学部：経営学部

経営学は単純に経済の事だけでなく社会、歴史、心理など様々な観点から物事を見ます。そのため浅く広くいろんなことが学べます。その中から自分の好きな分野を見つけて研究に取り組むことが出来ます。また甲南大学からは多くの経営者が排出されており学部のOB会に参加するとそういった方々とお会いすることが出来ます。

甲南大学に通って良かった？

歴史ある学校ですし関西エリアとのつながりも強いです。そのため就職活動の際に就職先を紹介してくれることもありました。また大学の部活動サークルの数や種類も充実しています。実際に私は体育会の部活動に励んでいましたが4年間で良い思い出が出来ました。授業に関しては自分に合う、合わない先生で分かれる事がありますが気の合う先生とは今でも仲が良いです。在学中は暇な時に教授の部屋に遊びに行くこともありました。最近では校内の食堂や図書館がアップグレードされたのでより快適になりました。