北里大学の評判・口コミ【海洋生命科学部編】

満足していること：就職活動支援が手厚い

1，2年生の頃から、就職活動に関する学内イベント（内定を受けた4年生との意見交換会）が開催されます。また「仕事と人生」という、社会人としての基本知識を教えてもらえる講義が、選択科目などで開講されています。このような、下級生の時から就職活動を意識させる取り組みについて良いと感じていました。3年生からは、隔週で就職活動対策の講義が行われ、学生の就職活動へのサポートを行ってくれます。私が個人的に満足しているのは、就職支援センターの存在です。そこでは、専門のスタッフが常駐し、企業に提出するエントリーシートの添削や面接の練習などの就職活動に関する様々なアドバイスを手厚く行っています。私も現在利用しているのですが、どんな相談も親身になって聞いてくれるので、とても助かっています。

満足していること②：情報の伝達が素早い

講義の休講情報や定期試験の日程などの連絡事項が、掲示板に掲載されるだけでなく、掲載されたことを逐一メールで連絡してくれます。また、悪天候や交通事故によって最寄り駅から大学までの交通網の乱れがあった際、講義や試験の開始時刻の繰り下げの連絡もメールですぐに届きます。前日に講義時刻の変更が行われた際などは、学部生全員が履修している必修科目の講義の前後に、教務課の方が直接伝えに来てくれます。以上のように、大学生活に関する連絡事項を、様々な方法で迅速に伝達してくれるため、重要な連絡を見落とすことなく、安心して学生生活を送れている点に満足しています。

不満に感じていること：大学が最寄駅から遠い

主要な最寄り駅である相模大野駅から大学まで約4キロほどあります。所要時間は、平常運転時のバスで約20分、自転車で約20～30分、徒歩では1時間以上を要します。相模大野駅からは、大学キャンパス直通のスクールバスも運行していますが、本数が少なく、悪天候時は大混雑するため、学生の不満の種の1つになっています。本学の学生の殆どは自転車を購入して通学していますが、本学の学生が絡む自転車事故も多く、自転車マナーに関するクレームが毎年問題になっているのも事実です。大学が最寄り駅から遠いことで、学生のみならず様々な人が不満を感じています。

不満に感じていること②：研究室・ゼミが4年生からである

中学や高校の時の友人から話を聞く限りですが、他大学には2年生から参加できるゼミや、3年生から配属される研究室があるようす。しかし、本学は基本的にそういったものはなく、研究室は4年時に配属となり、ゼミというものも配属された研究室内で行われます。それにより、1、2月に早期集会がない研究室への配属が決定した学生は、卒業論文の研究テーマが決まらないまま、就職活動の本エントリーが開始される3月を迎え、「企業に送るエントリーシートに研究テーマを記入することができない」という悩みを抱えることになります。就職活動の面接で研究テーマの話が出来るのと出来ないとでは、人事の方との会話の盛り上がり方がだいぶ違うとのことなので、どうにかしてほしいと感じています。

北里大学のおすすめ学部：獣医学部

獣医学部の中には農学を扱う科も存在しているため、敷居が高い学部ではないです。2年時からは青森の十和田にあるキャンパスへの移動になるため、獣医学部のほぼ全員がキャンパスの近くにアパートを借り、一人暮らしを始めます。他学部との関わりは疎遠になりますが、学部、学科内での繋がりが密になり、家族同然の生活を行っているという話を獣医学部の友人からよく聞いています。また、キャンパスの敷地が広く、自然も豊かなので、キャンパス内で実習が頻繁に行われています。直接家畜動物と触れ合う実習もあるため、動物が好きな学生は楽しそうに十和田での生活を送っているみたいです。大学で一人暮らしをしたい、友人との関係を密にしたい、動物が大好きという高校生にはお勧めです。

北里大学に通って良かった？

私個人的には、とても居心地のいい大学生活を送っています。部活は、どこも強豪というほどでもないので、誰でもどの部活でも入部でき、学生生活最後の青春を楽しく送ることができます。もちろん、サークルもたくさんあるので、サークルに所属し、大学生らしい活動を行う事もできます。この大学の学生は、部活、サークル、学園祭実行委員会などに積極的に所属し、それらのコミュニティを主とした学生生活を送っています。他学部の学生との関わりも密になるので、自分の視野も広がります。私も体育会の部活に所属しており、毎日充実した大学生活を過ごしているため、本学に通ってよかったと感じています。