茨城大学の評判・口コミ【工学部編】

茨城大学の特徴

茨城大学では、J-PARKといわれる世界最高峰の研究機関と連携しており、講義を受けたり実験したりすることができます。この研究機関と連動して、大学院には量子線科学専攻という科があり、これは全国の大学の中でも茨城大学だけに存在するものとなっています。このような点から、ほかの大学では体験できないような、量子線（主に中性子）に関する講義や実験が魅力の1つです。これのおかげで毎日ワクワクして勉強することができました。

満足していること：キャンパスの立地

茨城大学ではキャンパスが３つに分かれています。農学部は阿見、工学部は日立、残りの学部は水戸というようになっています。そのため、キャンパスが混雑して非常に息苦しいといったことはなく伸び伸びと各種活動に励むことができると思います。また、キャンパス周辺には飲食店やコンビニ、スーパーなどが充実しているため暮らしの面でも利便性が高いです。娯楽施設もキャンパス周辺に集中していて、カラオケや漫画喫茶、ダーツにビリヤードと盛りだくさんなので暇つぶしの面も心配は無用です。

満足していること②：授業

マテリアル工学科では、たたら製鉄という独自の実験をする授業があります。これは古来日本で行われていた製鉄法を現代で科学的に体験しようというものです。砂鉄から鉄を生み出す経験はこの学科でしかできないと思われます。他にもより実践的な経験を積める授業が多いので、就職活動の際に有利になります。座学に関しては専門的な内容になるため、最初はなかなか難しいと思いますが、先生たちがわかりやすい講義をしてくれるのでしっかり理解を深めることができます。

不満に感じていること：アルバイト・インターン

アルバイトは基本的にキャンパス周辺で行うことが多く、実はそこに問題があります。アルバイトを大学周辺で行うということは、相手にするお客さんも学生であることが多いです。学生はまだまだ精神が子供であることが多いため、接客業務をしていると疲れてしまうと思います。また、飲食店等で働く場合は時間帯によって大変混雑するため、時給に見合わない激務になりがちです。加えて、茨城なのでどうしても時給は低めになってしまうのもネックです。

不満に感じていること②：サークル

サークル活動を行う際に気をつけなければならないことがあります。それは、どのキャンパスがメインの活動場所であるか、ということです。上述したように、茨城大学ではそれぞれ３つにキャンパスが分かれています。各キャンパス間の距離は電車で３０分ほどで、往復1000円ほどかかります。そのため、自分の入りたいサークルが自分のキャンパス以外にある場合、お金と時間がかかってしまう問題があります。そのため、だんだんとサークルに通わなくなり自然消滅してしまう人も少なくありません。

茨城大学のおすすめ学部：工学部

工学部は日立にキャンパスがあり勉強するのに適した環境となっております。キャンパスの中心に大きな図書館があり、大量の書籍があるので勉強にもってこいです。また図書館施設にはコンピュータールームがあり、そこでパソコンを使った勉強やプログラミングの練習なども行えます。さらに、キャンパス内に様々な実験設備が整っているため、研究に関しても滞りなく行えると思います。そのため、工学部はほかの学部とくらべて就職率がかなり高いのでお勧めです。

茨城大学に通って良かった？

茨城大学は比較的楽な時間割である学科が多いです。また、授業の内容もそこまで複雑ではないので、ある程度の勉強さえすればだれでも単位をとることができます。そのため、自分に使える時間が多いのが魅力でした。趣味のためにアルバイトを少し多めにしてお金を稼いだりしましたが、留年することもなく無事に卒業できています。さらに、その趣味が就職にもつながったので、そうした面からもやはり時間を使えるというの大きな利点であったと感じています。