茨城大学の評判・口コミ【工学部編】

茨城大学の特徴

大学には3つのキャンパスがあり、水戸、日立、阿見に分かれております。農学部が阿見キャンパス、工学部が日立キャンパス、残りが水戸キャンパスとそれぞれ特徴があります。農学部は専用なだけあり、寮に動物がうろついていると聞いたことがあります。工学部では実験施設が揃えられています。水戸は特に大きなキャンパスなのでサークルや部活動がさかんだと聞いています。

志望理由

土木や建築系の学科に興味があったのですが、地元に対応する学科がなく、近くの大学もお金がかかる私立だったり学力的にレベルが高かったり低かったりと合わない大学でした。この大学は土木のみ、建築のみではなくどちらにも対応している学科があり、入学してからどうするかを選択することができそうだったため入学しました。

大学で勉強していること

一年生では基本的な物理や数学、英語などの科目を習い、専門的なことはほとんど習わず、学科ではこのようなことをやりますといった紹介程度でした。二年生からは専門的な計算を習い始め、構造力学や水利学、地盤力学などを勉強しました。三年生では実験や実習が増え、測量や波の動き、物が壊れるときの挙動などを観察しました。四年生では卒業論文制作のために個々で活動します。

満足していること：国立大学

あまり満足のいく点がなく、正直なところ「国立大学である」ということぐらいしか良い点がありません。というのも、茨城大学は筑波大学や千葉大学に落ちた人が来るという印象が強く、入学後も劣等感からか、編入試験を受けたり仮面浪人をしている人も少なくありません。しかし、国立大学であるということもあり、バイト先ではそれなりの評価を受けていました。国立大学の中ではレベルの高いとは言えませんが、腐っても国立なので就職先についても日立製作所に毎年推薦枠があるとも言われています。

不満に感じていること：一年生は全学部が同一のキャンパス

一年生は工学部も農学部も理学部や文系の学部に混ざって講義を受けます。その講義が教養科目というもので、基本的に一年生のときに単位をとるものです。効率化のためだとは思いますが、二年生からはキャンパスがバラバラになるため、一年生のときは水戸、二年生からは日立や阿見に引っ越すなど、一人暮らしをしている学生にとっては金銭的にも手間もかかってしまいます。最初から別々なキャンパスにした方が私的には良かったです。

茨城大学のおすすめ学部：工学部

理系だけあり、学生時代は少々大変ですが、就職活動ではほとんど苦労せずに就職できます。大手企業でも最低限の活動をすれば入れるようでしたし、中小企業でしたらとても歓迎されます。ただ、男が多い学部なので女性は少し大変かもしれません。

茨城大学に通って良かった？

国立大学だけあり、学生数も少なくて熱心な教授も多く、生徒と教授の距離がとても近いと感じます。質問する時も緊張をあまりせずにできましたし、個人的に食事をすることもありました。また、レベルも近い人が集まっているため、教える時、教えられる時もスムーズです。サークルに入らずとも先輩との距離が近いため、コミュニケーションに自信のない人も過去問やレポートを先輩に見せてもらえたりもします。