上越教育大学の評判・口コミ【学校教育学部編】

上越教育大学の特徴

上越教育大学では「絶対に教員になりたい人のための学校」というキャッチフレーズを掲げて、教員志望の学生を集めています。そのため、講義のほとんどが教育に携わるものです。教育実習やボランティア活動など教育機関との連携がとれており、実際に教育現場に関わる機会が多くあります。同じ職業を志す仲間に囲まれているので、悩みがあったら相談し、共に助け合うことができます。教員採用試験に対するサポートも手厚いので、本当に教員を目指す人にはおすすめの大学だと感じています。

満足していること：進路・就職

教員になるためには乗り越えなければいけない教員採用試験ですが、なかなか１人で勉強をするのは難しいと思います。教員採用試験は筆記試験だけでなく多くの面接試験があります。大学ではプレイスメント・プラザという場所があり、校長経験のある先生方が面接や小論文の指導を個別に行ってくれます。教員採用試験が近づくと、大学内で集団面接や集団討論の練習をしてくれるので、緊張感を持ちながら本番に備えて練習することができます。個別での指導は他大学にはないこの大学の良さだと感じています。

満足していること②：ゼミ・研究室

大学では3年生からゼミがはじまるのですが、少人数制のゼミが多く、教授との距離が近いので親しみやすい環境の中で勉強することができます。分からないことをすぐに相談し解決することができるので、自分の専攻分野について深く学ぶことができたように感じます。また院生との交流もあるため、多種多様な考えを聞くことができます。教育には正解はないと思います。その中でたくさんの人の意見に触れることができるのはとても貴重だと感じました。

不満に感じていること：部活動

大学にはサークルというサークルがなく、ほとんどが部活動です。しかし、部活動とは名ばかりにやる気のないところが多いです。もちろん全ての部活動がそうだというわけではありませんが、本気で部活動に取り組みたい人にとっては少し物足りないように感じます。部活動と名乗るのであればもう少し活気のあるものになるべきだと思いますし、少しゆるくやりたいというのであればサークルを作ってもよいと許可すべきだと思います。

不満に感じていること②：キャンパスの立地

キャンパスはとても田舎にあります。車がないと生活するのに不便です。特に冬になると雪がひどいので大学に行くのがやっとな時も何度かありました。都会で過ごしてきた人には不向きなように感じます。しかし、田舎の空気が好きだと言う人には特に問題はないはずです。近くにスーパーやコンビニなどはあるので生活するのに不便なほどではありませんが、洋服屋さんなどはほとんどないのでファッションが好きだという人ははじめはきついかもしれません。

上越教育大学のおすすめ学部：学校教育学部

この大学には学部は一つしかありません。けれど本当に教員を目指す人ならばこの学部に入れば間違いなく夢が叶うと思います。もちろん努力は必要ですが、素晴らしい経験ができることを保証します。ただ、教員を目指していない人には向いていないので気をつけてください。

上越教育大学に通って良かった？

結果的に教員になることができました。それは大学のカリキュラムがよかったからだと思います。それに、とても素敵な仲間との出会いがありました。同じ夢に向かう仲間がいるというのはとても心強いことだと思います。また、地域のサポートも大きいので色々な経験ができたのだと思います。嫌なことや辛いこともありましたが、振り返ってみるとこの大学でよかったなと感じることのできる四年間になったと思います。たくさんの人に感謝を伝えたいです。