成城大学の評判・口コミ【社会イノベーション学部編】

成城大学の特徴

成城大学では、「少人数教育」が盛んに行われており、社会イノベーション学部では必修の英語科目は約13人ほどの少ない人数で行われます。1年次には、その13人が固定で週3回の英語の授業があります。そのため、クラスがなく友だちの作り方がわからなくて不安でも、この英語の授業で友だちができます。私も、この授業で知り合った子が、大学3年生の今でも一番の友だちです。また、必修の授業がなくなっても英語の授業が一緒だったみんなで遊びに行くこともあります。これは「少人数教育」の利点であると思います。

満足していること：部活動

サークルよりも部活動のほうが盛んに行われているほど、部活動に力を入れている大学です。サークルと違い、大学公認の活動になるためたくさんの利点があります。１つ目は、大学内の施設をサークルよりも優先的に使えることです。２つ目は、大学から予算が出るため、サークル費が抑えられる点です。３つ目は、部室が用意されるため空いた時間に部室に行き、部員どうしの仲を深める機会が増える点です。テスト前だと、図書館が非常に混んで利用しにくいため、私はいつも部室で勉強をしています。

満足していること②：キャンパスの環境

成城大学のキャンパスは、閑静な住宅街の中にあり、広すぎずちょうどいい大きさです。そのため、授業と授業の間の移動時間が少なくて済み、次の授業に間に合わなかったということもありません。また、マンモス校とは対照的にキャンパスが１つしかありません。そのため、友だちとキャンパスが別れて疎遠になることもなく、同じ授業を取らなくなってもキャンパス内ですれ違って挨拶をすることができるため、人と人とのつながりを大事にすることができます。

不満に感じていること：キャンパスの立地

小田急線の真ん中よりも少し新宿寄りに位置していますが、最寄駅に快速急行が止まらないため電車の選択にいつも苦しめられます。また、就職活動などが始まり都心に向かうことが増えると、主に利用する駅とはアクセスが悪いため、授業と就職活動の両立が難しいです。就職活動を行う先輩は、休めないゼミナールと第一志望の企業面接が重なってしまい、もう少しアクセスの良いところに大学があれば、と言っていました。

不満に感じていること②：ゼミ・研究室

社会イノベーション学部のゼミナールは、今年から定員が設けられました。そのため、定員を超えていた場合は試験があり、希望のゼミナールに入れないケースもあります。私の友だちは、認知心理学のゼミナールに入りたくて成城大学を選んだにもかかわらず、希望のゼミナールに入ることができませんでした。そして結局宗教学という全く違う分野のゼミナールに入ることになってしまいました。

成城大学のおすすめ学部：社会イノベーション学部

イノベーションについて注目した日本でただ１つの学科になります。心理学や社会学など既存の学問を学べるだけでなく、それらの学問を"イノベーション"という視点から学べるのは、社会イノベーション学部だけです。

成城大学に通って良かった？

他の大学に比べると、授業が厳しすぎず、時間割も多すぎないです。そのため、学問と自分の時間の両立がしっかりとできると思います。せっかくの学生生活なので、学問だけでなく課外活動やアルバイト、部活動にも思いっきり取り組めることは大きな強みであると思います。また、優しい人が多いと思います。入学してから人に恵まれ、人間関係で大きなトラブルも起こらず嫌な思いをすることなく、友だちと楽しいキャンパスライフを過ごせています。